つまり、
Blackmagic
Studio
Camera
に内蔵されたカラーコレクターには 、ユニークかつクリエイティブで
パ ワフル な 機 能 が 搭 載されていま す。
YRGB
処理はこれらの機能のうちの
1
つです。
カラー グレー ディングの 際 、
RGB
あるいは
YRGB
処 理を選 択できます。ハイエンドのカラリストたちは
YRGB
処 理を好みますが、これは色をより正 確にコントロールでき、各チャンネル をはっきりと区 別して調 整し、
より多 くの クリエイティブ な オ プ ション を 使 用 で きるた めで す。
ルマミックス・コントロールが右に設 定されていると、
YRGB
カラーコレクターの
100
%の出 力を 得 られ ま す。
ルマミックス・コントロールが左に設 定されていると、
RGB
カラーコレクターの
100
%の出 力を 得 られ ま す。
ルマミックスを左
/
右の間に設定すると、
RGB
および
YRGB
コレクターを組み合わせた出力を得られます。
どちらの設定を使用するかは、ユーザー次第です。カラーコレクションは純粋にクリエイティブな作業で
あり、正解や間違いはありません。ユーザーが気に入った設定がベストな選択なのです。
設定の同期
ATEM
と
Studio
Camera
を接続すると、カメラコントロール信号が
ATEM
スイッチ ャー か ら
Blackmagic
Studio
Camera
へと 送 信 されます。
Studio
Camera
で設定を誤って調整した場合、カメラコントロールは
同期を保持できるよう自動的にその設定をリセットします。
SDI
での
PTZ
コントロ ール
Blackmagic
Micro
Studio
Camera
4K
は、
VISCA
コマンド形 式 の
PTZ
コントロール をサ ポートして おり、
互換性のある電動ヘッドに送信できます。
Blackmagic
3G-SDI
Arduino
Shield
を 使 用 す れ ば 、パ ン 、テ ィ
ル ト 、ズ ー ム の コ マ ン ド を
SDI
で
Blackmagic
Micro
Studio
Camera
4K
に送信できます。コマンドを受信し
たカメラは 、
SDI
カメラコントロール・プ ロトコル のコマンドを
VISCA
プ ロ ト コ ル へ と 変 換 し 、拡 張 ケ ー ブ
ルのパン
/
ティルト
/
ズーム 用
9
ピンコネクターから、互換性のある電 動ヘッドに送 信します。
つまり、ライブプロダクション環境において、
1
本の
SDI
ケーブル を 使ってカメラコントロール・コマンドを送
信してカメラのあらゆる設 定をリモートコントロールしたり、互 換性のある電動ヘッドに
PTZ
コマンドを
送 信 す る こ と が 可 能 で す 。パ ン
/
ティルトコマ ンドは 、
Blackmagic
Micro
Studio
Camera
4K
により電 動ヘ
ッドへと送信されます。一方、アイリス、フォーカス、ズームなどのレンズに関連するコマンドは、カメラに
接続されたアクティブレンズに送信されます。
Micro
Studio
Camera
4K
が
SDI
か ら 受 信 で きる コ マ ンドは 以 下 の 通りで す:
レンズ ズーム
レンズフォーカス
レンズ アイリス
パン
/
ティルト
メモリー設定
メモリー呼び出し
メモリーリセット
これらのコマンドに関する詳細は、このマニュアルの「
Blackmagic
SDI
Control
Protocol
」セ ク シ ョ ン を
参照してください。ほとんどの
PTZ
ヘッドはポジションの設定および呼び出しをサポートしていますが、各
PTZ
メーカーによりサポートされているコマンドを確認することを推 奨します。
「
PTZ
コ ン ト ロ ー ル 」コ ネ ク タ ー か ら
VISCA
コマンド形 式 で 出力できるコマンド:
CAM_Memory
Pan-tiltDrive
102SDI
での
PTZ
コントロール