カメラ機能 の
S.Bus
チャンネルへの割り当て
Blackmagic
Micro
Studio
Camera
4K
のコントロールに
S.Bus
を 使 用 す る 場 合 、リ モ ー ト 設 定 メ ニ ュ ー で
以下の機能を個別の
S.Bus
チャンネル に 割り当てら れ ま す。
トリガー収録
アイリス
フォーカス
オ ー トフ ォ ー カ ス
ズーム
ゲイン
シャッタースピード
ホワイトバランス
オーディオレベル
フレームレート
個別の
S.Bus
チャンネルに機能を割り当てるには、コントロールしたい機能を選択し、上下ボタンと「
SET
」
ボタンを使用して空いているチャンネルを割り当てます。
S.Bus
プロトコルをサポートするリモートコントロール用の標準無線トランスミッターは、通常、コントロー
ラー出力に組み込まれた制御範囲で設定されます。こ の た め 、カ メ ラ 機 能 を 個 別 の
S.Bus
チャンネル に 正
確に割り当てるだけでカメラ機能のリモートコントロールが 可能になります。
S.Bus
プロトコルを使って、洗練された独自のコントロール・ソリューションを構築することもできます。
カスタムコントローラーの開発
独自のカメラコントロール・ソリューションを開発したい場合、拡張ケーブルの
S.Bus
入力を、
Blackmagic
Micro
Studio
Camera
4K
のカメラ機 能の インターフェース 接 続 に使 用で きます。
S.Bus
入力から
Micro
Studio
Camera
4K
にコマンドを送信する際、カメラが読み取れるように、入力値は
44
~
212
の間である必要があります。無線コントロールトランスミッターを使用している場合、入力値
128
が中間点、あるいはニュートラル位置と見なされます。
特定のコマンドをカメラに送信する方法は、カメラ機能をコントローラーにマッピングした方法に
より異 なりま す。
コマンドをコントロールにマッピング する方法 は
2
通りありま す。
1
つ目の方法は、入力の特定範囲に設定をマッピングするので、特定範囲の値を送信することで特
定 の 設 定 がトリガ ー されます。
例 え ば 、レ ン ズ の
F
値 設 定(
f1.8
~
f22
)を
44
~
212
の 全 範 囲 に分 配します。
44
~
51
の値を送信する
と 、レ ン ズ は
f1.8
に 設 定 さ れ ま す 。こ れ ら の 値 は 、全 範 囲 に 渡 って 継 続 し て い く の で 、
206
~
212
の
値を送 信すると
f22
に設 定されます。ズームやフォーカスも同 様 にコントロール可 能 で す。
f1.8 f2
f2.8 f4 f5.6 f8
f11 f16
f22
44–61 62–79 80–97 98–115 116–133 134–151 152–169 170–197
198–212
2
つ 目 の 方 法 は 、ニ ュ ー ト ラ ル 値 で あ る
128
か ら 、そ れ よ り 上
/
下 の 値 へ 変 更 し て 、再 び ニ ュ ー ト ラ ル ポ イ
ントに戻す方法です。カメラはこれを有効なトグル信号であると認識し、割り当てられた設定を上げ
下げします。収 録トリガー 、オートフォーカス、ゲイン、シャッターアングル 、ホワイトバランス、フレー
ムレートなどの設 定はこれに基づいて機 能します。
スプリング式のジョイスティックなどのコントローラーにカメラ機能を割り当てると、上下に動
かした後、ニュートラル位置に戻ります。この例では、
44
がジョイスティック最下 方 位 置、
212
が
最 上 方 位 置 と な っ て お り 、そ し て 中 央 の
128
がニュートラルポイントとして機 能します。
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設定