7.1
構成品テストの実施
警 告
作業に際して、機器に指や皮膚を挟み込む可能性があります。可動部品は挟み込みによる怪我の原因と
なります。可動部品に触れないでください。
注 意
化学物質による人体被害の危険。検査室の安全手順に従い、取り扱う薬品に適した個人用保護具をす
べて装着してください。安全手順に関する現在の安全性データシート (MSDS/SDS) を参照してくだ
さい。
分析装置を作動させる前に、分析装置構成品のテストを実施します。ステータスメニューを使用して
各構成品を個別に始動して、その作動を検証します。
注
:
分析装置がスタンバイモード
(
全メソッドが停止
)
になっていることを確認します。
1. 分析装置ディスプレイで、F2 を押します。
化学分析コンパートメントで使用する分析装置構成品の図が画面上に表示されます。図 8 を参照
してください。
2. 画面上のアイコンを押して、構成品を制御します。選択した構成品に基づくコントロールパネル
が、画面の右側に表示されます。
図 8 ステータス画面
3. 外部構成品が画面上に表示されない場合は、F2 > 右矢印 > [DO] を押して外部構成品を選択する
と表示されます。
4. 分析装置のモデルに基づき、以下の手順に従って構成品のテストを実施します。
構成品 解説
Peristaltic pump(s) (ロ
ーラーポンプ)
ポンプをオンとオフに設定し、作動を確認します。フローがない場合は、両ポンプ間を
つなぐポンプチューブが詰まっていないか確認します。テスト中は、ドレーンポンプを
ずっとオンにして溶液を排出させます。
Micropump(s) (マイク
ロポンプ)
マイクロポンプをオンとオフに設定し、作動を確認します。起動時にマイクロポンプが
作動しない場合は、マイクロポンプのダックビルが (炭酸カルシウムなどにより) 詰ま
っている可能性があります。マイクロポンプをアクティブにして、脱塩水を満たしたシ
リンジでマイクロポンプを慎重に洗い流してください。パルス数を入力して [Pulse
(パルス)] を押します。詰まりが解消されず、マイクロポンプが作動しない場合は、マ
イクロポンプのダックビルを交換してください。マイクロポンプのダックビル交換
202 ページ を参照してください。
Dispenser(s) (ディスペ
ンサー)
[Empty (空)] および [filling (充填)] ボタンで、ディスペンサーの作動を確認します。緊
急停止ボタンが押されている場合は、[INIT] ボタンでディスペンサーを始動します。
日本語
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