9.3
漏れと不具合の点検
1. 分析装置キャビネット内の全構成品 (ポンプ、バルブ、ディスペンサー、光度計/電極棒、攪拌棒
など) が正常に作動することを確認します。構成品テストの実施 193 ページ を参照してくださ
い。
測定を行って光度計/電極棒の測定値を調べます。測定値が異常な結果を示した場合は、校正を実
施します。
2. 分析コンパートメント内の全構成品、コネクタ、チューブに漏れがないか点検します。
3. 試薬、ゼロ溶液、校正溶液、洗浄溶液、サンプルストリーム接続部を点検します。接続部に緩み
や漏れがないことを確認します。
4. 空圧接続部を点検します。空気圧が適切であることを確認します (空圧バルブの作動は 6~
7 bar、筐体のエアパージは 1~2 bar)。
9.4
試薬の準備と交換
警 告
火災の危険。可燃性の液体を使用する方法で装置を使用するとき、ユーザーには、十分な予防がされ
ていることを確認する責任があります。正しいユーザーの予防と安全上の注意事項に従ってくださ
い。これには、流出および漏れの管理、適切な換気、無人で使用しない、および電源を印加している
ときに装置を無人の状態で放置しないことが含まれますが、限定はされません。
注 意
化学物質による人体被害の危険。化学物質および廃液は、地域、県、または国の環境規制に従って廃
棄してください。
告 知
新しい試薬と古い試薬を混ぜないでください。古い試薬を廃棄してから、新しい試薬をボトルに追加してくださ
い。
1. 試薬および溶液はお客様側で準備してください。必ず公認の会社が供給する試薬を使用してくだ
さい。また、メーカーの Web サイトにある特定のアプリケーション (Ezxxxx) の
Method&Reagent Sheet (メソッドおよび試薬シート) の手順に従って試薬を調製することもでき
ます。
2. ボトルから古い試薬を廃棄します。必要に応じて、ボトルを水道水ですすいでください。
3. ボトルに新しい試薬を満たします。ボトルの底部にチューブが触れていることを確認します。チ
ューブがねじれたり詰まったりしていないことを確認します。
9.5
電極棒の点検と洗浄
電極棒のメンテナンスは、電極のタイプに基づいて実施します。電極に付属の説明書を参照してくだ
さい。
9.6
pH 電極の校正
校正手順は、電極のタイプに基づいて実施します。電極に付属の説明書を参照してください。
9.7
分析装置の校正
分析装置の校正手順は、分析装置のメソッドに基づいて実施します。Do a calibration を参照してくだ
さい。
9.8
分析装置構成品を洗浄します。
分析装置構成品を自動的に洗浄するように、洗浄サイクルを実行します。Do a clean cycle を参照し
てください。
日本語
197