FILL
LIN
MIX
COR
(フィルリニアミックス補 正 )
マットとフィル出力の組み合わせに使用しているシステムが、リニアミックスなどのみで「加算ミッ
クス」に対応していない場合、合成したイメージに暗いエッジが生じることがあります。これは、
既に処 理されたフォアグラウンドのイメージを再び 処 理することにより起こります。「
FILL
LIN
MIX
COR
」を有効にすると、フォアグラウンドのイメージが
2
度 処 理されることにより生じるアー
チファクトを最小限に留めます。最 終 的なミックスを放 送 スイッチャーなどの外部 機器で行うた
めに、マットとフィルを送信する際に、この機能を使用します。
TALENT
MONITOR
(出演者用ミラー)
出演者用出力で表示されているプログラムの映像を左右反転します。
出演 者用モニター出力はセットに立 つフォアグラウンドの 被 写体 が、バックグラウンドのシーン
にどのように自分が合成されているか 確認するために使用します。表示されている映像を左右
反転することで、出演者がモニターを見た時に混乱することを避けられます。
MONITOR
TO
TALENT
(モニターから出演 者用出力)
「
MONITOR
TO
TALENT
」を有効にすると、出演者用出力はモニター出力で選択された出力と
同じものを 表 示します。無 効 にすると、出 演 者 用出 力は 以 前に使 用していた設 定に 戻ります。
モニターのカスケード接 続
モニターのカスケード接続機能は、
Smart
Remote
4
の右側にあるインフォメーションのアイコ
ン か ら 設 定 で き ま す 。「
Options
」の タ ブ に カ ス ケ ー ド 接 続 の 設 定 が あ り ま す 。
モニターのカスケード接 続 機 能が 無 効の場 合、モニター出力は
MONITOR
OUT
で選択された出
力が表示されます。単一の
Blackmagic
Ultimatte
12
を 使 用 し て い る 場 合 、モ ニ タ ー 出 力 は 直 接 ビ
デオモニターに接続できます。複数の
Blackmagic
Ultimatte
12
を 使 用してい る場 合、概して各ユ
ニットのモニター出力は複 数の出力をモニタリング するためにル ーティングスイッチャーに
接 続して使 用します。
ま た 、複 数 の
Ultimatte
12
をモニター入 力および 出 力を 介してデイジー チェーン 接 続 で きま す。そ
の際、最後のユニットはモニターに接続します。その内のいずれかを
Smart
Remote
でコントロー
ルするために選択すると、該当のメインユニットのモニター出力がモニターに映し出されます。
この効率的でパワフルな方法を使用すれば、最大
8
台の
Ultimatte
12
の出力をモニタリング で
きます。
モニタリングのために
4
台 の ユ ニット を カ ス ケ ー ド 接 続 す る:
1
1
台目のユ ニットの モ ニター 出 力 を
2
台目のユニットのモニター入力に接続します。
2
2
台目のユ ニットの モ ニター 出 力 を
3
台目のユニットのモニター入力に接続します。
3
3
台目のユ ニットの モ ニター 出 力 を
4
台目のユニットのモニター入力に接続します。
4
4
台目のユニットのモニター出力をモニターに接 続します。
モニターのカスケード接続機能を有効にしている場合、ビデオモニターに表示される映像は
Smart
Remote
4
で 選 択 され た 現 在 アクティブ 状 態 の ユ ニットです。選 択してい る ユ ニットを 変
更すると、ビデオモニターでの映像は新しく選択されたユニットのモニター出力に変わります。
MATTE
OUT
INVERT
(マット出 力反 転 )
マット出力信号の極性を反転します。
ON
AIR
設定
ステータスバーでオンエア状態のインジケーターを有効にし、オンエア中のユニットのコントロール
をロックします。
102
設定の変更