5. ブリッジモードでの検査
条件:
・ 各検査をテストプログラムの「ブリッジ検査モード」で行います。(「テストプログラム4-16.BRIDGE 検査」を参照)
・ チャンネル 1、チャンネル 3 の出力端子各々に 16Ω 負荷抵抗を接続します。
・ 測定器の基準点をフロ−ティング(グランドラインから切り離した)状態で、負荷抵抗の中点へ接続します。
・ チャンネル 2、チャンネル 4 の出力端子に負荷抵抗は接続しないでください。
・ チャンネル 2、チャンネル 4 の入力端子、出力端子は使用しません。
5-1. 利得
各入力端子に 1kHz、0dBu の正弦波を入力し、各出力端子に得られる出力電圧が +34.1±1.2dBu であることを確認し
ます。
5-2. 周波数特性
各チャンネルで下記の検査を行います。
入力端子に 10Hz、1kHz、20kHz、0dBu の正弦波を入力し、各周波数での出力電圧を測定します。
10Hz における出力電圧が、1kHz の出力電圧(0dB)と比較して 0±0.5dB 以内であることを確認します。
20kHz における出力電圧が、1kHz(0dB)の出力電圧と比較して +0.5±0.5dB 以内であることを確認します。
6. NX-DFLT カードの動作確認
電源を OFF し、拡張スロットに NX-DFLT カードを挿入します。電源を ON し、NX-DFLT カードのインジケーターが点
灯することを確認します。
電源を OFF します。
注: NX-DFLT カードは、必ず電源スイッチを切ってから挿入してください。
NXAMP4x4
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