4-7. チャンネルセパレーション
1) チャンネル 2、チャンネル 3、チャンネル 4 の入力端子を 600Ω 抵抗を介して接地します。
チャンネル 1 の入力端子に 1 kHz、0 dBu の正弦波を入力したとき、チャンネル 1 の出力端子に得られる出力電圧を
基準レベルとします。(0dB)
チャンネル 2、チャンネル 3、チャンネル 4 の出力端子に得られる出力レベルが基準レベル(0 dB)に対して -65 dB
以下であることを確認します。
2) チャンネル 1、チャンネル 3、チャンネル 4 の入力端子を 600Ω 抵抗を介して接地します。
チャンネル 2 の入力端子に 1 kHz、0 dBu の正弦波を入力したとき、チャンネル 2 の出力端子に得られる出力電圧を
基準レベルとします。(0dB)
チャンネル 1、チャンネル 3、チャンネル 4 の出力端子に得られる出力レベルが基準レベル(0 dB)に対して -65 dB
以下であることを確認します。
3) チャンネル 1、チャンネル 2、チャンネル 4 の入力端子を 600Ω 抵抗を介して接地します。
チャンネル 3 の入力端子に 1 kHz、0 dBu の正弦波を入力したとき、チャンネル 3 の出力端子に得られる出力電圧を
基準レベルとします。(0dB)
チャンネル 1、チャンネル 2、チャンネル 4 の出力端子に得られる出力レベルが基準レベル(0 dB)に対して -65 dB
以下であることを確認します。
4) チャンネル 1、チャンネル 2、チャンネル 3 の入力端子を 600Ω 抵抗を介して接地します。
チャンネル 4 の入力端子に 1 kHz、0 dBu の正弦波を入力したとき、チャンネル 4 の出力端子に得られる出力電圧を
基準レベルとします。(0dB)
チャンネル 1、チャンネル 2、チャンネル 3 の出力端子に得られる出力レベルが基準レベル(0 dB)に対して -65 dB
以下であることを確認します。
注: 出力レベルは 1-3 項で規定する 22Hz − 22kHz バンドパスフィルターを通して測定します。
4-8. 出力ノイズレベル
各入力端子を 600 Ω抵抗を介して接地した状態で、各出力端子のノイズレベルが -56dBu 以下であることを確認します。
注: ノイズレベルは 1-3 項で規定する 22Hz − 22kHz バンドパスフィルターを通して測定します。
4-9. 安定度
全出力端子に負荷抵抗を接続しない状態で、全入力端子に 1 kHz、+2.0 dBu の方形波を入力し、1次側消費電力を測定
します。(Wnoload)
全出力端子に 0.1 uF コンデンサを接続した状態で、全入力端子に 1kHz、+2.0 dBu の方形波を入力し、1次側消費電力
を測定します。(Wcapload)
下記の式が成り立つことを確認します。
Wcapload-Wnoload=60W 以下
NXAMP4x4
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