設置 |
据付説明書 | Dräger Interlock
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5x00/7x00 411
4 設置
4.1 取り付けの前提条件
警告
危険!
本器での変更または追加は危険につながる恐れがあります。
そのような変更または追加を施した場合、 本取扱説明書に含まれている設置証明
書は無効となります。
► 本器に変更や追加を施してはなりません。
注記
本器は、 スターターリレーの制御ワイヤーの遮断または解除のためだけご使用くだ
さい。
● Dräger Interlock 5x00/7x00
1)
はエンジンで駆動する車両への取り付け用として
設計されています。 これらには 12 ~ 24 V の電圧が供給されています。
● ハンドセットを取り付ける前に、 適切な取り付け位置と固定方法を車両の所有
者と相談してください。
● スタンバイ時の消費電流 (420 ページの 「テクニカルデータ」 を参照) が取り
付ける車両に対して大きすぎる場合、 車両のバッテリーを大きいものに換えてく
ださい。
● 本器は、 盗難に対するイモビライザーの代わりになるものではありません。
● コントロールボックスの取り付けは、 車両固有の規定に従って行ってください。
4.2 取り付けモード
注意
本器は、 システム構成に応じて、 取り付けモードで納品されます。 このモードの
時、 本器のイモビライザーは作動していません。 車両のエンジンは、 本器を取り付け
た後も呼気サンプルを出さずに始動できます。 本器の使用を開始するには、 取り
付けモードを無効にしてください。
4.3 コンポーネントの取り付け
● 取り付け開始時、 すべてのコンポーネントを一時的に所定の位置に取り付けま
す。
● 取り付け位置が適切であるか、 取り付けることによって、 車両の正常な利用の
障害になっていないかを確認します。
● 同乗者の安全に影響が及んでいないことを確認します。
● 水、 ほこり、 高温に対して十分保護される取り付け位置を選んでください。
4.3.1 コントロールユニット
注記
常設については、 必ず車両の所有者に相談してください。
コントロールユニットを取り付ける際は、 ハンドセット用の接続ケーブルが引っ張ら
れることのないように ( ケーブルタイなどで ) 保護されていることを確認してください。
● コントロールユニットは、 できるだけ見えないところに取り付けてください。 例え
ば、 シートの下や、 ステアリングコラム部のダッシュパネルの裏側などです。
ケーブルタイで固定してください。
4.3.2 ハンドセット
警告
ハンドセットホルダーをエアバッグの前に取り付けないでください。
● ハンドセットホルダーの固定位置は、 ハンドセットができるだけ邪魔にならず、
ドライバーが扱い易い場所にしてください。
● コントロールユニットからホルダーまでのケーブルに張力がかかりすぎたり、 あ
るいは短すぎたりすると、 ホルダーまたはコントロールユニット、 あるいは両方
を別の場所に取り付けてください。
4.4 配線の接続
車両固有の取り付け説明書があるか確認し、 あればそれに従ってください。 既
存の取り付け説明書のリストは Dräger 経由で入手可能です。
1) Interlock は Dräger 社の登録商標です。