ja | 安全のために
54 取扱説明書 | Dräger Polytron
®
8000 Series SW バージ ョ ン ≥4.0.x
1 安全のために
本取扱説明書の最新版や他の言語版は、 技術文書データ
ベース (www.draeger.com/ifu) でデジタル形式でダウンロード
できます。 製品更新の理由から、 Dräger は常に最新版の取扱
説明書を使用することを推奨しています。
1.1 安全に関する注記
– 本製品を使用する前に、 本器および関連機器の取扱説明書
を詳しくお読みください。
– 必ず取扱説明書の内容をお守りください。 本器を使用される
方は取扱説明書を十分理解し、 その内容を厳守してくださ
い。 この製品は、 本書に記載された目的と条件に従ってお
使いください。
– 本取扱説明書は大切に保管して、 製品ユーザーが適宜参照
できるようにしてください。
– 本製品は、 使用方法の練習を行ってから使用してください。
– 不良部品や故障が発生した場合は当社にご連絡ください。
– 本製品に関係する地域や国の規定や法規すべてを遵守して
ください。
– 訓練を受け、 熟知した技術者の方にのみ、 この取扱説明書
に詳しく記載された製品の検査、 修理、 保守点検を実施し
ていただけます。 取扱説明書に詳しく記載されていないその
他のメンテナンス作業を実施できるのは、 Dräger または
Dräger の認定を受けた者に限ります。
– Dräger では、 Dräger 社と保守点検の契約を結び、 メンテ
ナンス作業や修理はすべて Dräger にお任せ頂くことをお勧
めしています。
– スペア部品とアクセサリは、 かならず Dräger の純正品を使
用してください。 それ以外のものを使用すると、 製品の機能
が損なわれるおそれがあります。
– メンテナンスは指示どおりに実施してください。 10 メンテナン
スを参照してください。
– 本器は、 リスクベースにおけるガス検知警報器として、 フ
レームワークの範囲内に限定して使用してください。
– 取扱説明書に記載されていない電気機器に本器を接続する
場合は、 Dräger にご相談ください。
– 機器またはコンポーネントには、 いかなる改造も加えないでく
ださい。
– 不良または不完全なパーツは使用しないでください。
– これらの機器またはコンポーネントを修理する際は、 該当す
る規定をかならず遵守してください。
– 稼働中に装置を開けないでください。
– これらの装置またはコンポーネントを修理する際は、 該当す
る規定をかならず遵守してください。
– 可燃性ガスおよび酸素の測定については、 EN 60079-29-2
の指示に従ってください。
– 有毒ガスの測定については、 EN 45544-4 の指示に従ってく
ださい。
Polytron
®
8100 EC 専用 :
– 警告 : 可燃性または爆発性雰囲気で発火する危険性があり
ますコンポーネントを交換すると、 本質的安全が損なわれる
恐れがあります。
1.2 使用場所と使用条件
– SIL を適用する場合は Dräger Polytron
®
8xx0 の安全マニュ
アルの記載事項を遵守してください。
– ガスの混じる空気フローを直接受ける場合、 測定される値が
大きくなることがあります。 偏差する値については対応する
センサーの取扱説明書をご覧ください。
– 使用するセンサーの取扱説明書に記載された仕様と制限事
項を遵守してください。
– 注意 可燃性または爆発性雰囲気で発火する危険性がありま
す酸素の豊富な大気中 (>21% O
2
) ではテストされていま
せん。
– 爆発の危険がある場所での製品使用 : 爆発の危険がある場
所で使用する機器またはコンポーネントで、 国内、 欧州また
は国際防爆規制に従って試験および承認されたものは、 そ
の承認において指定された条件下で、 かつ該当する法規制
を考慮した場合に限り、 使用を認められています。
ゾーンで分類される危険区域 :
– 本装置は、 ゾーン 1 またはゾーン 2 に分類された防爆区域
での使用のみを対象としています。 ここでは、 爆発グループ
IIA、 IIB または IIC のガスが生じ、 クラス T4 または T6 の
温度になる可能性があります。 温度クラスは大気温の最高
温度に応じて変わります。 本装置は大気温が装置上に記載
した範囲から外れる場所では使用できません。
– 本装置は、 ゾーン 21 またはゾーン 22 に分類された危険区
域で使用するための装置です。 ここでは、 爆発グループ
IIIA、 IIIB または IIIC の塵芥が生じ、 塵芥の温度が T80 °C
または T130 °C (Polytron 5100 EC および Polytron 8100
EC の場合は T135 °C) になる可能性があります。 塵芥の
温度は大気温の最高温度に応じて変わります。 本装置は大
気温が装置上に記載した範囲から外れる場所では使用でき
ません。
区分で分類される危険区域 :
– 本装置は、 区分 1 または区分 2 に分類された危険区域で使
用するための装置です。 ここでは、 グループ A、 B、 C、
D のガスが生じ、 クラス T4 または T6 の温度になる可能性
があります。 温度クラスは大気温の最高温度に応じて変わり
ます。 本装置は大気温が装置上に記載した範囲から外れる
場所では使用できません。
– 本装置は、 クラス II、 区分 1 または区分 2 に分類された危
険区域で使用するための装置です。 ここでは、 グループ E、
F、 G の塵芥が生じている可能性があります。 本装置は大
気温が装置上に記載した範囲から外れる場所では使用でき
ません。
2 表記規則
2.1 警告の意味
本書では、 ユーザーへの危険を示すために、 以下のような警告
を使用します。 各警告の意味は、 次のとおりです。
アラートアイ
コン
シグナルワード 警告の分類
警告 潜在的な危険性のある状況を示
します。 回避しなければ、 死亡
または重傷を負うおそれがありま
す。