アナロ グ出力信号設定 | ja
取扱説明書 | Dräger Polytron
®
8000 Series SW バージ ョ ン ≥4.0.x 79
12.1.9 メンテナンス電流の設定
メンテナンス電流は、 メンテナンス信号を 「定電流出力」 に設
定した場合にのみ設定できます。
1. Settings > Communication > Analog interface >Maint.
current を選択して確定します。
2. 電流を設定して確定します。
12.1.10 アナログオフセットの設定
この機能は、 4 mA アナログ出力にオフセットを追加します。 オ
フセットは、 20 mA セットポイントに影響を与えずに 4 mA での
電流を調整します。
1. Settings > Communication > Analog interface >Analog
offset を選択して確定します。
2. オフセット編集用の行 (範囲 : -0.5 ~ 0.5 mA, SIL : -0.1 ~
0.1) を選択して確定します。
3. 電流を設定して確定します。
Analog offset の設定が表示されます。
4. Confirm を選択して OK で確定します。
12.1.11 アナログスパンの設定
この機能は、 4 mA セットポイントに影響を与えずに 20 mA での
アナログ出力を調整します。
1. Settings > Communication > Analog interface >
Analog span を選択して確定します。
2. オフセット編集用の行 (範囲 : -0.5 ~ 0.5 mA, SIL : -0.1 ~
0.1) を選択して確定します。
3. 電流を設定して確定します。
Analog span の設定が表示されます。
4. Confirm を選択して OK で確定します。
12.1.12 アナログ出力信号のテスト
これらの機能により、 テスト (コントロールユニットのループ
チェックなど) 目的にアナログインターフェイスの電流出力を変更
できます。 誤警報となる可能性があるため、 コントロールユニッ
トでアラームを無効にすることを推奨します。 これらの機能を終
了すると、 電流は自動的にメンテナンス信号に戻ります。 テスト
中は、 メンテナンス記号 が表示されます。
● 電流または濃度を設定するには :
1. Settings > Communication > Analog interface で必要な
オプションを選択します。
2. コントロールユニットでアラームが無効になったら、 メッセージ
Inhibit all alarms を Next で確認します。
3. 編集用の行を選択して [OK] で確定します。
4. 必要な値を設定します。
5. Next を選択して確定します。
6. 必要なオプションを選択します :
7. Next を選択して確定します。
機能が中断されます。
8. 評価ユニットでアラームが再度有効になったら、 次のメッセー
ジを確認します : Enable all alarms。
● テスト信号を設定するには :
1. Settings > Communication > Analog interface で必要な
テストを選択します。
2. 評価ユニットでアラームがブロックされたら、 メッセージ
Inhibit all alarms を確認します。
3. Enable または Disable を選択して確定します。
12.1.13 ビームブロック
この機能は、 Polytron 87x0 IR でのみ使用できます (センサ
PIR 7000/7200 を使用)。
工場出荷時のデフォルト設定では、 ビームブロック機能はオフに
なっています。
オンにすると、 PIR 7000/7200 センサの光学部品が 「汚れてい
る」 場合に、 ビームブロック信号がアナログインターフェイスに
伝送されます。 PIR 7000/7200 の光学部品は、 光学面に堆積
物が溜まると 「汚れている」 と見なされます。 ただし、 ガス濃度
がビームブロック限界レベルを上回った場合、 本器は通常動作
に戻ります。
光学面の堆積物が増えて測定可能なポイントを超えると、 本器
はエラー状態になります。
● ビームブロック信号をオン / オフに設定するには
1. Settings > Communication > Analog interface で必要な
オプションを選択して確定します。
2. E
nable
または Disable を選択して確定します。
Set Current この機能は、 電流を 0 ~ 22
mA の間の任意の値に設定し
ます。 アナログオフセットとア
ナログスパンは、 この機能に
は適用されません。
Set concentr. この機能は、 0 ppm からフル
スケール偏差までの任意の測
定値に対応する電流を設定し
ます。
Set concentr. out /
set current out
この機能は設定済みの測定値
またはテスト電流値をシミュ
レートします。
テスト中は、 メンテナンス記号
が表示されます。
concentration off /
current off
この機能により、 設定済みの
テスト値の伝送を中断できま
す。
Set fault この機能を使って電流強度を
迷走電流に設定します。
Set warning この機能を使って電流強度をメ
ンテナンス電流に設定します。
Set mainten. この機能を使って電流強度をメ
ンテナンス電流に設定します。
Beamblock on/off ビームブロックのオンとオフを
切り替えます
Set beamblock 電流をビームブロックの警告電
流に設定します