機器設定 | ja
取扱説明書 | Dräger Polytron
®
8000 Series SW バージ ョ ン ≥4.0.x 77
c. ラッチモードを設定します。
d. 確認モードを設定します。
e. ヒステリシス値を設定します。
ヒステリシス機能は、 トリガーをかけられたリレーが、 ガ
ス濃度が指定された間隔を超えるまでアラーム状態を保
つ間隔を定義します。 例 : アラーム閾値を 40 ppm、 ヒ
ステリシスを 3 ppm に設定します。 測定値が 37 ppm よ
り低くなるまでアラームは出たままです。 これにより、 ア
ラームしきい値での短時間に何回もの開閉 ( チャタリング
) を防止できます。
アラームの方向が変わった (立ち下がりから立ち上が
りへ、 またはその逆へ) 場合は、 ヒステリシスの値を確
認し、 必要に応じて再度修正する必要があります。
確認画面ですべての設定が表示されます。
f. Confirm を選択して OK で確定します。
✓ 新しい設定が保存されます。
11.9.3 アラーム / リレーのテスト
これらの機能により、 テスト (リレーに接続されているアラーム
装置の機能チェックなど) 目的にリレーと LED のステータスを変
更できます。 記号 が表示されます。 この機能を終了すると、
リレーと LED は自動的に以前のステータスに戻ります。
1. Settings > Instrument > Alarm > で目的のアラーム条件を
選択して確定します。
2. Enable を選択して確定します。
障害リレーは脱磁され、 4 ~ 20 mA インターフェイスが迷
走電流として設定されます。 黄色 LED が点灯し、 メンテ
ナンス記号が表示されます。
このメニューを閉じるとシミュレーションは終了します。
11.10 データロガーの設定
11.10.1 グラフの表示
直近 15 分の時間 / 濃度グラフを表示できます。
1. Information > Data logger > Graph を選択します。
11.10.2 データロガーのオンオフ
1. Settings > Data logger > Datalogr. on/off を選択して確定
します。
2. Enable または Disable を選択して確定します。
11.10.3 サンプリング時間の設定
この機能は、 測定値を保存する頻度を定義します。
1. Settings > Data logger > Datalogr. on/off > Sample
time を選択して確定します。
2. サンプリング時間を選択して確定します。
11.10.4 ピーク / 平均の設定
この機能は、 どの測定値を保存するかを決定します。
1. Settings > Data logger > Data logger > Peak/Average
を選択して確定します。
2. Peak
または Average を選択して確定します。
11.10.5 トリガーモードのオン / オフ切り替え
この機能を使用すると、 特定の測定値以上のデータを保存でき
るようになります。
1. Settings > Data logger > Data logger > Trigger on/off を
選択して確定します。
2. On または Off を選択して確定します。
11.10.6 トリガー値の設定
この機能は、 測定値を保存するトリガー閾値を定義します。 トリ
ガー閾値は、 フルスケール偏差のパーセンテージで指定されま
す。
例 : フルスケール偏差 500 ppm でトリガー値が 2 % の場合、
10 ppm の偏差 (直前に保存した値に対して) が生じた場合に
のみ値が保存されます。
1. Settings > Data logger > Datalogr. on/off Trigger value
を選択して確定します。
2. トリガー値を設定して確定します。
Latching アラームしきい値に到達した時点で、 装置は
アラームのトリガーをかけます。 ガス濃度が
アラーム状態に該当しなくなっても、 アラーム
状態は継続されます。 ラッチングアラームを
解除するには、 アラームを承認して止める必
要があります。
Non-latching ガス濃度がアラーム状態に該当しなくなると、
アラーム状態は解除されます。
Acknowledge
able
アラームリレーとアラーム LED は、 アラーム
状態がなくなる前にリセットできます。
Non-
acknowledge
able
アラームリレーとアラーム LED は、 アラーム
状態がなくなるまでリセットできません。
Pre-
Acknowledge
able
アラーム状態はアラームを発生させた条件が
解消される前でも確認できます。 しかしアラー
ムリレーとアラーム LED はアラームを発生さ
せた条件が解消されるまでオンのままです。
Set Alarm A1 プレアラームのシミュレーション
Set alarm A2 メインアラームのシミュレーション
Set fault 故障警報のシミュレーション
ピーク 選択されたサンプリング時間内
で測定された濃度の最大値
(濃度の降下をモニタリングし
ている場合は最小値) を保存
します。
平均 選択されたサンプリング時間内
で測定された濃度全体の平均
値を保存します。
On トリガー値より上の閾値を超え
た場合 (最後に保存された値
に対して)、 測定値が保存され
ます。
Off サンプリング時間内の測定が
保存されます。