ト ラ ブルシ ュ ーテ ィ ング | ja
取扱説明書 | Dräger Polytron
®
8000 Series SW バージ ョ ン ≥4.0.x 71
現在の値がアラーム範囲内ではない場合 :
9. Next を選択して確定します。
装置は校正メニューに戻ります。
8.7 自動校正
8.7.1 全般事項
自動校正ではゼロ点調整とスパン校正を行います。 自動校正は
ゼロ校正とスパン校正の手動実行を代替します。
自動校正ではセンサーとガスがすべてサポートされているとは限
りません。 機能が使用できない場合は、 手動で校正を実施して
ください。
8.7.2 自動校正の実施
24 時間後、 ゼロ較正は最新ではなくなります。 したがって、
ゼロ較正を再度実行しない限り、 自動校正は実行できません。
校正はいつでも中断できます。 校正を中断するには、 back
を選択します。
前提条件 :
– 自動校正がオンになっていること。
– センサーの起動フェーズが完了したこと。
– 校正の準備ができていること。
自動校正を以下の手順で行います :
1. 大気を使用できない場合は、 合成空気または窒素を適用し
ます。
2. Calibration > Auto calibration を選択して確定します。
please wait... というメッセージが表示され、 装置は自動
的にゼロ点調整を行います。
O
2 センサーの場合は Fresh air cal. が表示されます。
メンテナンス信号がアナログインターフェイスで伝送され、
警報および故障リレーが非通電となり、 の記号が表示され
ます。
3. ゼロ点調整に成功すると、 スパン校正が開始されます。
ガスのパラメータが表示されます。 以下に例を示します。
1)
Gas : H2S
Unit: ppm
Concentr.:25
4. 表示されるパラメータがターゲットガスと一致しない場合は、
パラメータを調節してください。
2)
a. Gas を選択して確定します。
b. リストから校正ガスを選択して確定します。
c. Unit を選択して確定します。
d. リストから測定単位を選択して確定します。
e. Conc. を選択して確定します。
f. 校正ガスの濃度を設定します。
5. 設定が正しい場合 :
a. Next を選択して確定します。
Gas flow ON H
2S のようなメッセージが表示されま
す。
6. 校正ガスを適用します。
a. 使用するセンサーに対応するガスフローを設定します
(68 ページの 「校正用ガス流量」 を参照)
7. Next を選択して確定します。
現在値が表示されます
確認せずに 15 分経過すると、 装置は校正を実行せずに
校正メニューに戻ります。
8. 電流の値が安定すると、 装置は自動的にスパン校正を実施
します。
9. 校正に成功すると、 新しい値と Value OK? というメッセージ
が表示されます。
● 表示されない場合は、 変更を選択して確定し、 校正を再
度実行します。
● 値が目標の値に対応している場合は、 次に進みます。
10. ガスの流れを止めて、 校正用アダプタをセンサーから取り外
すか、 ホースを外します。
11. Accept value を選択して確定し、 校正を完了します。 装置
は校正メニューに戻ります。
9 トラブルシューティング
9.1 エラー
1) すべてのセンサーに適用されるわけではありません (62 ページの 「測定
モード」 を参照)。
2) 一部のセンサーでのみ実施可能です。
番号 原因 方策
001、
003 -
004、
012 -
014、
020 -
024、
043、
060、 067
深刻な装置エラー、
様々な原因。
DrägerService に機器の点
検を依頼して下さい。
002、
025 -
027、
030 -
034、
041, 042,
044, 050,
052, 081,
085
装置の深刻なデー
タエラー、 様々な原
因。
装置を出荷時設定にリセット
する。 障害が再発する場合
: DrägerService に機器の点
検を依頼して下さい。
005
供給電圧が範囲外
です。
電圧供給を確認する。
010
4 ~ 20 mA イン
ターフェイスのケー
ブルが未接続。
4 ~ 20 mA インターフェイス
接続を確認します。
中央コントローラを使用せず
スタンドアロン機器として使
用する場合は、 ピン 3 をピ
ン 4 へ配線します。