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に適合したハーネスと併用
• EN15151-1規格の使用:EN12277規格とEN813規格のどちらか、または両方に適合したハーネスと併
用
• ANSI/ASSE Z359.4規格の使用:ANSI/ASSE Z359.1規格、Z359.4規格、Z359.11規格のどれか、またはそのすべ
てか一部に適合したハーネスと併用
接続器具
必ず安全環の付いたカラビナを使用してください。楕円形の長さ110mm(±10mm)タイプを推奨します。
• EN12841A/B/C規格およびEN341/2A規格の使用:EN362規格のクラスBカラビナ
• EN15151-1規格の使用:EN12275規格のクラスBまたはクラスXカラビナ
• ANSI/ASSE Z359.4規格の使用:ANSI/ASSE Z359.12.規格のカラビナ
アンカー
使用するアンカーはEN795規格に適合するもの、または15kN以上の強度を持つものでなくてはいけません。アン
カーは常に使用者の上に設置して、ロープの弛緩を避ける必要があります。動的な過重はどんなものでもメイン
ロープを損傷する恐れがあります。アンカーが使用者の下にある場合、そのアンカーが墜落を支えることができる
のは、EN15151-1規格の用途で本製品を使用し、なおかつダイナミックロープを使った登攀に限定されます。ア
ンカーポイントの接続器具は配置に注意し、下降を妨げないようにしなくてはいけません。
用途
以下の説明は作業者または救援者に必ず伝えてください。本製品の試用中は製品に対する注意を片時も怠らないこ
とが極めて大切です。手袋の使用を推奨します。長い下降時は、本製品の過熱する可能性がある部分には手を触れ
ないようにしてください。作業環境に危険要因(感電、高熱、低温、化学反応、作動中の機械、鋭角な箇所、ざら
ついた表面など)がある場合は、本製品の使用を避けるか、適切な予防措置をとってください適切な救急用具を備
え、作業チームに適切な教育をあらかじめ施すことで、事故が起きた場合もすみやかに負傷者の救援に当たり、宙
吊り状態の悪影響を最小限に留められるようにしてください。
主な機能
アンカー・登攀者側ロープ[11]に荷重がかかると、可動カム[6]が固定カム[5]に向かって回転してロープを締め付
け、ブレーキがかかります。可動カム[6]を作動させてロープの流れを止めるためには、使用者の片手が常に制動
側ロープ[10]を握っていることが必要不可欠となります。
正常な機能にはGiantと可動カム[6]のどちらもがスムーズに動くことが大切です(図2)。
警告:Giantまたは可動カム[6]の動きを妨げるか限定するものは、それがなんであれ、本製品による制動を不可能
にし、死亡事故につながる危険があります(図2)。
作動レバー[4]を「DESCENT」ポジション[16C]に向けて引くとロープを漸進的に流すことができ、制動側ロープ
を手でコントロールしながら下降ができます。作動レバー[4]を離すと下降は中断されます。レバーに対して過激
な操作が行われると、パニック防止ロッキング機能によってレバーの動きが「ANTIPANIC STOP」 ポジション
[16B]で中断され、下降は中断されます。いずれにしても、ロッキング機能によってロープにブレーキをかけるた
めには制動側ロープを手で握っている必要があります。レバーを「ASCENT/BELAY/LOCK」ポジション[16A]に
移動するとカムが解除され、荷重のかかったロープはロックされます( 図3A)。レバーを「BRAKE」ポジション
[16D]に移動するとロープに段階的なブレーキがかかりはじめ、「FULL LOCK」ポジション[16E]で完全
にロックされます。これは荷重がかかっていない時も同じです( 図3B)。「LOCK」と「FULL LOCK」
はどちらも、宙吊り状態で待機する場合に安全なポジションです。使用者は用途に応じてどちらかのポジ
ションを好きなように選ぶことができます。ロープで図のように固定することでレバーの誤操作を完全に
防ぐためこともできます(図4)。
ロープのセット、機能のテスト
ロープのセットは製品表面のマークと図5Aに表示された向きで行ってください。次に必ず、機能のテストを行っ
てください。テストは制動側ロープ [10]を片手で握った状態で、反対の手でアンカー/登攀者側ロープ [11]を思い
きり引くことで行います。正常に機能すれば、ロープの流れにブレーキがかかるはずです(図6)。ロープは製品
本体をカラビナにかけ、フロントプレート[2]を開いた状態でセットできます。フロントプレート[2]を開いたまま
の状態で本製品を使用しないでください(図5B)。ロッキングレバー[8]には外部から力が加わらないようにして
ください。下降器に荷重が少ししかかかっていないか無負荷の時、またはロッキングレバー[8]に外部から応力が
働いている時は、フロントカバー[2]が開かないように、ふたつ目のカラビナをアタッチメントホール[3]にかける
ことを推奨します(図5C)。本製品を確保器として使用する時は、固定アンカーポイントではなく、ハーネスに
接続してください(図5D)。
誤った使用方法は、死亡事故につながる危険があります。
EN12841C規格のメインロープの下降器としての使用
ロープ高所作業のメインロープの下降器として使用する場合は、必ずEN12841A規格の墜落防止装置を備えたライ
フラインと組み合わせて使用してください。使用最大荷重は210-250kg、人数は2名までです。
下降時の配置は図7Aを参照してください。水平方向の移動、傾斜の小さな斜面の移動、負荷が特に小さい場合は、
図8のようにカム・ロッキングボタン[7]を使って、製品をロープ沿いに移動することができます。
下降中は制動側ロープ[10]を決して離さないでください(図7B)。制動側ロープを離すことができるのは、レ
バーを「LOCK」ポジション[16A]または「FULL LOCK」ポジション[16E]に移動した場合だけです(図7C)。特
に危険な状況では必要に応じて補助ロックを設置してください(図4)。
下降中はライフライン上の墜落防止装置がブロックしないように常に注意を払ってください。
EN12841B規格のメインロープの登高器としての使用
ロープ高所作業のメインロープの登高器として使用する場合は、EN12841A規格の墜落防止装置とEN12841B規格
のふたつ目の登高器を備えたライフラインと必ず組み合わせて使用してください。使用最大荷重は210-250kgです。
登高時の配置は図9を参照してください。
EN12841A規格のライフライン用墜落防止装置としての使用
2個のGiantをひとりの作業者が2本の異なるロープで使用することもできます。ひとつ目はメインロープで下降・
登高器として、ふたつ目はライフラインで墜落防止装置として使用する方法です( 図10)。Giantの墜落防止装置
としての使用は、ロープの移設時などの、一時的な使用に限ることを推奨します。ライフライン上のGiantの移動