1 689 989 234 2018-06-08| Robert Bosch GmbH
操作|BAT690|141 ja
5.4 バッファモード
バッファモードでは、モーターの停止時に機器を供給する必要がある場
合、BAT690はバッテリーの充電状態を受け取ります。BAT690の
出力電圧は平滑直流電圧であるため、エレクトリカルシステムのバッフ
ァリングには車両バッテリーが適しています。
! LFP電池でのバッファモードでは、パラメータを入力時にバッテリーメ
ーカーの規定を確認してください(5.1.1章を参照)。
1. BAT690を電源ケーブルで電源に接続します。
2. 赤の充電クリップはバッテリーのプラス端子(+)に接続します。
3. 黒の充電クリップはバッテリーのマイナス端子(–)に接続します。
4. BAT690をオン/オフスイッチ(図2、位置1)でオンにします。
赤色LED(図1、位置3)が点灯します。
バッテリー電圧の表示後(4秒間)にメニュー"操作モード"
が表示されます。
5. 操作モード"バッファモード"を
または で選択します。
6.
を押します。
黄色LEDが点灯します(図1、位置9)。
バッテリーはバッテリー電圧(12Vバッテリーで9V以上、24V
バッテリーで18V)の検出後にバッファリングされます。
図 6: バッファモード
1 電圧と電流の実測値
2 操作モード、充電ケーブルの長さおよび選択したパラメータ設定の情報
! バッファモードは充電クリップの切断後に終了します。
i パラメータ設定はメニュー"設定 >> パラメータ"で選択します
(5.1章を参照)。
7.
でバッファモードが停止します。
黄色LEDはオフです。
メニュー"操作モード"が表示されます。
8. バッファモードが終了したらBAT690をオフにします。
9. バッテリーから充電クリップを外します。
5.5 バックアップモード
バックアップモードでは、バッテリーの代わりにBAT690が車両の機器
に供給することができます。バックアップモードは、例えばバッテリーの交
換時に適しており、それにより車両の機器に絶え間なく電流を供給す
ることができます。BAT690の出力電圧は平滑直流電圧であるた
め、車両バッテリーなしでエレクトリカルシステムをサポートするのに適し
ています。
1. BAT690を電源ケーブルで電源に接続します。
2. 赤の充電クリップはバッテリーのプラス端子(+)に接続します。
3. 黒の充電クリップはバッテリーのマイナス端子(–)に接続します。
4. BAT690をオン/オフスイッチ(図2、位置1)でオンにします。
赤色LED(図1、位置3)が点灯します。
バッテリー電圧の表示後(4秒間)にメニュー"操作モード"が
表示されます。
5. 操作モード"バックアップモード"を
または で選択します。
6.
を押します。
黄色LEDが点滅します(図1、位置9)。
車両電圧はバッテリー電圧(12Vバッテリーで3V以
上、24Vバッテリーで17V)の検出後にサポートされます。
車両バッテリーを交換することができます。
図 7: バックアップモード
1 電圧と電流の実測値
2 操作モード、充電ケーブルの長さおよび選択したパラメータ設定の情報
! この操作モードでは、充電クリップの切断後またはバッテリーを取り外
した後にも充電クリップの電圧は残ります。バッテリーを再取付けす
る場合、バッテリー端子が正しい極性で接続されていることが重要
です。そうでない場合はBAT690が損傷する可能性があります。
i パラメータ設定はメニュー"設定 >> パラメータ"で選択します
(5.1章を参照)。
7.
でバックアップモードが停止します。
黄色LEDはオフです。
メニュー"操作モード"が表示されます。
8. バックアップモードが終了したらBAT690をオフにします。
9. バッテリーから充電クリップを外します。