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3.3.10 波が荒いときには
注意
注意注意
注意
近距離レンジにおいて、すべての海面反射を消すまで海面反射抑制機能を設
定しないでください。
波などからのエコーだけでなく、船舶や危険物などの物標も抑制され、検出
を妨げる原因となることがあります。
海面反射抑制機能使用時は常に最良の抑制設定を行ってください。
波が荒くなると、波によるエコー(シークラッタ)が PPI 画面に映し出され、船舶等によ
るエコーの映像が見にくくなります。シークラッタは近距離ほど強く現れます。
[海面反射]ツマミの機能または[自動海面]機能を使用することにより、シークラッタ
が抑制され、物標の観測が容易になります。
手動操作による海面反射抑制
手動操作による海面反射抑制手動操作による海面反射抑制
手動操作による海面反射抑制
(a) [海面反射]ツマミを右に回転させる。
ツマミを右に回転させるほど、強く海面反射抑制機能が働きます。
自動操作による海面反射抑制
自動操作による海面反射抑制自動操作による海面反射抑制
自動操作による海面反射抑制
(a) ソフトキー
処理
処理処理
処理
を押す。
(b) ソフトキー1を押して、
自動海面
自動海面自動海面
自動海面
接
接接
接
とする。
海面反射の強さに応じた海面反射抑制ができます。
(c)
MENU
MENUMENU
MENU
スイッチを押す。
ソフトキーメニューが最上位に戻ります。
波が荒いためシークラッタが映し
出されている状態
シークラッタが抑制された状態
(物標によるエコーの映像も抑制されて
いる。)