LH71A / LH72
(J) 5-15
5-5-2. 区間誤差補正
区間を定め、区間ごとの機械誤差を補正します。原点付き測長ユニットを使用した場合のみ有効
です。区間誤差補正は次の流れで設定します。
補正値(誤差量)を測定
→
区間誤差補正値の設定(「詳細設定」)
→
原点取得
区間誤差補正値を設定すると、詳細設定終了時/電源投入時/エラー解除時に、自動的に原点取得
モードに入ります。(「7-2-8.原点モード(測長ユニット原点の使用方法)」参照)
注意
区間誤差補正量は、区間長(次の入力ポイントとの差)より大きな値は入力できません。入力しよ
うとするとエラー音が鳴ります。
例 (単位:mm)
入力ポイント 1 2
入力ポイント入力値 1.000 1.200
補正値 0.4000 X
区間長: 1.200–1.00=0.200
Xに入力可能な補正量=0.400±0.200=0.200〜0.600
機械精度の測定
区間誤差補正を行なうために、機械のどの位置でどの程度の誤差が生じているか測定します。誤
差量の測定は、必ず測長ユニットの原点位置を0として行なってください。
入力可能ポイント :32点
補正量 :最大±600µm(測長ユニット入力分解能の単位で入力可能)
[精度測定上の注意]
精度は測長ユニット基準またはレーザ基準で測定することができます。測長ユニット基準の方が
より正確ですので、測長ユニット基準の測定をおすすめします。
測長ユニット基準 : 表示ユニットの表示が100.000mmのときに基準測定器(レーザ)の表示が
100.005の場合、補正量は+0.005mmとなります。
レーザ基準 : 基準測定器(レーザ)の表示が100.000mmのときに表示ユニットの表示が
100.010の場合、補正量は–0.010mmとなります。
<測定例:測長ユニット基準>
(単位:mm)
入力ポイント 1 2 3 4 5 ....................... 32
表示ユニット表示値 –200.000 –100.000 100.000 200.000 300.000
レーザ表示値 –200.005 –99.995 100.010 200.005 300.010
補正量 –0.005 +0.005 +0.010 +0.005 +0.010
5.設定
測長ユニット原点位置=レーザ干渉計測定基準ゼロ位置
補正量
誤差量 :
ε
x=
ε
M
−
ε
c
レーザ干渉計測定値 :
ε
M
カウンタ表示値 :
ε
c
ex:
ε
x =156.000−155.955
=0.045mm
よって誤差量0.045を入力します。
誤差量
入力ポイント