ライブプロダクション中は 非常に慌 ただしく、常に瞬 時 の対応を迫られるため、プロダクションが 終 わ
った後、保 存したファイルのバックアップを忘れてしまう可能性 があります。保 存したい設 定がある場 合
は、それらをコンピューターや
USB
などの外付けドライブに保存します。これにより、保存した設定を持
ち運べるだけでなく、コンピューター上に保存した設定を誤って削除してしまった場合にもバックアップ
が 残ります。
起動時の状態を保存
スイッチャーの設定を希望の状態にした後は、その状態すべてを起動時のデフォルトとして簡単に保存で
きます。ATEM Software Controlの「ファイル」メニューへ行き、「起 動時の状 態を保 存」を選択します。
これで、再起動の際にデフォルトで、保存した設定が適用されます。再起動の際、スタート設定をクリア
して購 入時 の設 定に戻したい 場 合 は、「ファイル」メニューで「起 動時 の状 態をクリア」を選 択します。
ラップトップ か ら 設 定 を 保 存 で きる の で、ATEMスイッチャーの設定を復元してポータブルに使用できます。USBドライブ
に保存すれば、設定をポケットに入れて持ち運ぶこともできます。
環境設定
環境設定は、「一般設定」と「マッピング」に分かれています。一般設定には、ネットワーク設定、トラン
ジ シ ョ ン コ ン ト ロ ー ル 、言 語 選 択 が 含 ま れ て い ま す 。
概要設定
ATEM
Software
Control
の言語設定は、日本語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、
韓国語、ポルトガル語、ロシア語、トルコ語、中国語(簡体字)から選択できます。
ATEM
Software
Control
を イ ン ス ト ー ル し て 初 め て 起 動 す る 場 合 は 、セ ッ ト ア ッ プ ダ イ ア ロ グ ボ ッ ク ス が 表
示され、ソフトウェアの言語を選択するよう指示されます。ソフトウェアの言語はいつでも変更できます。
言 語 を 変 更 する:
1
スクリーン上部のメニューバーに行き、「ATEM Software Control」を 選 択 し て 、「 設 定 」を 開 き ま す 。
2 一般設定の「ソフトウェアコントロール言語」のメニューで、言語を選択します。
選 択した言 語 を確 認 するメッセージ が 表 示されます。「変 更 」をクリックしま す。
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スイッチャー設定の変更