HyperDeckは再生を開始する前に数フレームをバッファリングする必要があります。このことから、
切り替えをクリーンに行うために、実際のカットは事前に設 定したフレーム分だけ遅れて実行されます。
これは、ビデオテープ機器のプリロール設定に似ています。遅れの長さは「オフセット」ボックスの数値
を変更して調整できます。多くの場合、5フレームに設 定することでクリーンな 切り替え が 得られます。
スチルフレームに合わせたい場合や
HyperDeck
のビデオ再生を手動で行いたい場合は、「自動再生」機
能 を 無 効 にしてください 。
ATEM
Software
Control
で
HyperDeck
をコントロール
スイッチ ャ ー に 接 続 した
HyperDeck
をコントロールするには、ソフトウェアコントロールパネルで「メデ
ィアプレーヤー」タブをクリックし、「HyperDeck」パ レ ット を 選 択 し ま す。
同 パ レ ッ トで 、上 部 の
4
つのボタンのうち
1
つを選択することで、システムに接続されている
HyperDeck
を選
択 で き ま す 。こ れ ら の ボ タ ン に は 、ATEM設定で入力したラベルの名前が表示されます。コントロール可能
な
HyperDeck
は白のテキストで 表 示され 、現在コントロール中の
HyperDeck
はオレンジで表示されます。
HyperDeckパレットの ボ
タンを 使 用して最 大
4台の
HyperDeckを選択
テキストの色に加え、各HyperDeckの選択ボタンはタリー表示に対応しています。
緑の外枠
HyperDeckが プレビュー出力にスイッチされています。
赤の外枠
HyperDeckがプログラム出力にスイッチされており、オンエア中です。
HyperDeckの選択ボタンの上には、以下のステータスインジケーターのいずれか
が 表 示 される 場 合 が あります。
準備完了
HyperDeckがリモートに設定されており、ディスクも挿入されています。再生およ
び収録(空きスペースがある場合)が可能です。
収録
HyperDeckが 収 録 中 で す。
ディスクなし
HyperDeckにディスク が 挿入さ れて い ま せ ん 。
ローカル
HyperDeckが「 リ モ ー ト 」に 設 定 さ れ て お ら ず 、ATEMからは 現在コントロールで
きません。
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HyperDeckコントロール