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GS1 DataBar Omnidirectional 数字のみで構成されるバーコードで、13 桁をバーコード化することができる。
バーの高さの最小値は、モジュールサイズの33倍となる。
(モジュールサイズとは、GS1 DataBar を構成するバーやスペースの中で、基準となる最も細い幅
を意味する。GS w n 設定値)
入力されるデータ数は、13桁固定である。
チェックデジットは、付加されない。
GS1DataBarTruncated 構成と入力データ数は、GS1DataBarOmnidirectionalと同じだが、バーの高さの最小値が異
なる。バーの高さの最小値は、モジュールサイズの 13倍となる。
細長い印字スペースに適したバーコード。
チェックデジットは、付加されない。
GS1 DataBar Limited GS1 DataBarシンボルの中で最も小さなシンボルで、パッケージインジケータ(最上位桁)
を“0”または、“1”に限定することで最小化している。従って、データの最初の1バイトは、
“0”(48)または、“1”(49)固定である。
バーの高さの最小値は、モジュールサイズの 10倍となる。
チェックデジットは、付加されない。
GS1 DataBar Expanded ISO646(大文字・小文字の英数字、スペース、20種類の記号)及び FNC1で構成され、
数字で最大 77桁、英字で最大 41文字までバーコード化することができる。
但し、次の文字は、バーコード化入力処理の特殊文字として取り扱う。
“{” エスケープ文字
“(”、“)” アプリケーション識別子
“*” チェックデジット自動埋め込み
バーの高さの最小値は、モジュールサイズの 34倍となる。
エスケープシーケンス 説明
{ { “{”文字をシンボルへバーコード化します。
{ ( “(”文字をシンボルへバーコード化します。
{ ) “)”文字をシンボルへバーコード化します。
{ * “*”文字をシンボルへバーコード化します。
{ 1 FNC1をシンボルへバーコード化します。
20種類の記号
【 ! "%& ' ( ) * + , -./:; < = > ?_ 】