SEQ P0: Play/REC 0–8: Preferences
125
このとき
[] (START/STOP)
スイッチのかわりに
[PAUSE]
スイッチを押すと、レコーディングは一時停止状態になりま
す。もう
1度[ ](PAUSE)スイッチを押すと、レコーディングが
再開されます。最後は、
[] (START/STOP)
スイッチを押
して終了させます。
Overdub
すでにレコーディングされているトラックにデータを追加する
ときに、この方法を選びます。
演奏データを書き加えながらレコーディングします。
レコーディング済みのトラックにオーバー・ダブ・レコーディン
グを行なうと、すでにレコーディングされている演奏データに、
オーバー・ダブ・レコーディングのデータが書き加えられたもの
になります。
コントロール・データを書き加えるときやドラム・パターンをレ
コーディングするとき、またテンポをマスター・トラックにレ
コーディングするときにも、このモードを選ぶとよいでしょう。
すでにある演奏データが消去されずにデータを追加できます。
1. レコーディングするトラックを
“Track Select”
で選びます。
2.
“Recording Setup”
を
Overdub
に設定します。
3. 以降の手順は、「オーバー・ライト」の手順
3.
〜
5.
を参照してく
ださい。
Manual Punch In
すでにレコーディングされているトラックのデータを、
SEQUENCER [●] (REC)スイッチやフット・スイッチの操作で部
分的に書き替えるときは、この方法を選びます。
ソングの再生時に、任意の位置で
SEQUENCER [
●
] (REC)
スイッ
チや接続したペダル・スイッチを押して、レコーディングをス
タート/ストップさせます。演奏データを上書きしながらレ
コーディングします。
1. レコーディングするトラックを
“Track Select”
で選びます。
2.
“Recording Setup”
を
Manual Punch In
に設定します。
3.
“Location”
で、レコーディングを開始する位置より数小節前
の小節を指定します。
4.
[] (START/STOP)
スイッチを押します。
演奏がスタートします。
5. レコーディングを開始したい位置で、SEQUENCER [●] (REC)
スイッチを押します。
レコーディングが開始します。鍵盤を弾いたりジョイス
ティックなどのコントローラーを操作して、レコーディング
してください。
6. レコーディングを終了したい位置で、SEQUENCER [●] (REC)
スイッチを押します。
レコーディングが終了します(プレイバックは続行されま
す)。
Note:
手順
5.
、
6.
の
SEQUENCER [
●
] (REC)
スイッチのかわりに、
ASSIGNABLE SWITCH端子に接続したフット・スイッチを使用す
ることができます。
Global P2: Controllersページの“Foot Switch Assign”をSong
Punch In/Out
に設定してください。(→
p.218
参照)
7.
[] (START/STOP)
スイッチを押します。
演奏が終了し、手順
3. で設定したレコーディング開始のロ
ケーションに戻ります。
Auto Punch In
すでにレコーディングされているトラックのデータを、自動で
部分的にレコーディングし直すときは、この方法を選びます。
指定した範囲だけがレコーディングされ、新たなデータに書き
替えられます。
レコーディングする範囲をあらかじめ設定することによって、
設定した範囲のみを自動的にレコーディングします。演奏デー
タを上書きしながらレコーディングします。
1. レコーディングするトラックを“Track Select”で選びます。
2.
“Recording Setup”
で
Auto Punch In
を選びます。
3.
“M(Auto Punch In Start Measure)”
と
“M(Auto Punch In End
Measure)”
でレコーディングする範囲を設定します。
例えば
M005–M008
にすると
5
小節から
8
小節の間だけレコー
ディングできます。
4.
“Location”
で、レコーディング開始位置より数小節前の小節
を指定します。
5.
SEQUENCER [
●
] (REC)
スイッチ、
[] (START/STOP)
ス
イッチを順番に押します。
演奏がスタートします。
手順
3で設定した開始位置に達すると、レコーディングが開
始されます。鍵盤を弾いたりジョイスティックなどのコント
ローラーを操作して、レコーディングしてください。手順
3.
で
設定した終了位置に達すると、レコーディングが終了します
(プレイバックは続行されます)。
6.
[] (START/STOP)
スイッチを押します。
演奏が終了し、手順
4.
で設定したロケーションに戻ります。
Auto Punch In Start Measure
[M001…M999]
Auto Punch In End Measure
[M001…M999]
“Recording Setup”がAuto Punch In時のレコーディング開始の
小節と終了の小節を設定します。
Loop All Tracks
指定した小節範囲のトラックを繰り返しレコーディングし、
データを追加していくときは、この方法を選びます。ドラム・パ
ターンの作成などに向きます。
“Multi REC”
チェック時、このパラメーターは選べません。
演奏データを書き加えながらレコーディングします。
指定した範囲を繰り返しレコーディングできます。ドラム・フ
レーズ等のレコーディングに最適です。
レコーディングするトラックを
“Track Select”で選びます。
1.
“Recording Setup”
を
Loop All Tracks
に設定します。
2. “Multi REC”をチェック時、Loop All Tracksを選べません。
3.
“M(Loop Start Measure)”
と
“M(Loop End Measure)”
で、繰り
返しレコーディングする範囲を設定します。