Sequencer
モードの概要
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Auto Song Setup
プログラムやコンビネーション設定を、自動的にソングへコ
ピーし、レコーディング待機の状態まで設定するオート・ソン
グ・セットアップ機能が使用できます。
[] (START/STOP)
ス
イッチを押すだけでレコーディングがすぐに開始できます。プ
ログラムやコンビネーションの演奏とソング制作をシームレス
に統合し、ドラム・トラックやアルペジエーター演奏中にふと思
いついたフレーズや曲のアイデア、インスピレーションを即座
にソングに反映できます。
操作方法(
Combinationモードでの例)
1.
Combination
モードに入ります。
2. P0:Play ページで任意のコンビネーションを選び、アルペジ
エーター等任意にエディットします。
Note:
コンビネーションのエディット状態を保存したい場合
は、
“Write Combination”を実行してください。
3.
[
●
] (REC)
スイッチを押します。
(またはページ・メニュー
“Auto Song Setup”を選びます)
“Setup to Record”
ダイアログが表示されます。
4.
[REC] (
●
)
スイッチをもう一度押すとオート・ソング・セット
アップ機能が実行されます。または
OK
ボタンを押します。
Sequencerモードに自動的に移り、コンビネーションの設定
をソングにコピーします。
コピー先のソングは、使用されていないソングの先頭のソン
グになります。
コンビネーションで自動設定される内容
メニュー・コマンド“Copy From Combination” において、ダ
イアログを以下のように設定し、実行した場合と同じです。
(→
p.178
参照)
• “IFXs”、“MFXs”、“TFX”をチェックする
• “Auto Adjust Arp setting for Multi REC”
をチェックする。
(→
p.178
参照)
プログラムで自動設定される内容
メニュー・コマンド
“Copy From Program”
において、ダイアロ
グを以下のように設定し、実行した場合と同じです。
(→
p.179参照)
• “IFXs”
、
“MFXs”
、
“TFX”
をチェックする
• “Arp”
をチェックする
• “To”
を
Track01
• “Arp”
でAを選ぶ
• “with Drum Track”
をチェックする
• “To: Drum Track”
を
Track10
• Recording Setup “MULTI REC”
をチェックする
• トラック01および10の “Play/Rec/Mute”をRECに設定する
(→
p.120
参照)
5. 自動的にレコーディング待機状態になり、
Metronome
の設
定(
Seq 0–8b)にしたがってメトロノームが発音します。
6.
[START/STOP]
スイッチを押して、リアルタイム・レコーディ
ングを開始します。レコーディングを終了するときは、再度
[START/STOP]スイッチを押します。
コンペア機能
リアルタイム・レコーディングやステップ・レコーディング、ト
ラック・エディットをする前と後の状態を比較することができ
ます。
[COMPARE]
スイッチが点灯しているときにエディットするとス
イッチは消灯します。その演奏データが
[COMPARE]スイッチの
消灯時に呼び出される演奏データとなります。
コンペアが可能な操作
基本的にはトラック、パターンのイベント・データが元に戻りま
す。ソングのパラメーターはソング・エディット( メ ニ ュ ー・コ マ
ンドの実行時)のときだけコンペアが可能です。
• MIDIトラックへのレコーディング
• Track Edit(トラック・エディット)
P6:Track Edit– Track Edit
ページのメニュー・コマンド
“Memory Status”
、
“Exclusive Solo”
、
“FF/REW Speed”
、
“Set
Location”
以外のすべてのコマンド
•
パターンへのレコーディング
• Pattern Edit
(パターン・エディット)
P10: Pattern/RPPR–Pattern Edit ページのメニュー・コマンド
“Memory Status”
、
“Exclusive Solo”
、
“Convert to Drum Trk
Pattern”
、
“Erase Drum Track Pattern”
、
“FF/REW Speed”
以外
のすべてのコマンド
• Song Edit
(ソング・エディット)
P0
〜
P5
各ページのメニュー・コマンド
“Delete Song”
、
“Copy
From Song”
プログラムはコンペアの対象とはならず、元に戻りません。
コンペアが不可能な操作
• ソングのパラメーターのエディット
•
上記(コンペアが可能な操作)以外のメニュー・コマンド