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Korg Krome - MIDI アプリケーション; MIDI について; MIDI 機器/コンピューターとの接続時の設定; 本機が送受信する MIDI メッセージ

Korg Krome
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MIDI
アプリケーション
MIDI
について
377
MIDI
アプリケーション
MIDI
について
MIDI
とは
Musical Instrument Digital Interface
の略で、電子楽器
やコンピューターの間で演奏に関するさまざまな情報をやり
とりするための世界共通の規格です。
MIDI
機器同士を
MIDI
ケー
ブルなどで接続することで異なるメーカーの電子楽器やコン
ピューターとの間で演奏情報のやりとりをすることができま
す。
MIDI
機器/コンピューターとの
接続時の設定
ここでは、接続時のKROMEの設定等について説明します。
Convert Position
の設定
本機は
“Key Transpose”
“Velocity Curve
“After Touch Curve
(MIDI In)”
Global 0–1aで、それぞれ音程のトランスポーズ、
ロシティの効き具合、アフタータッチ(内蔵シーケンサーまた
MIDI IN
からの受信のみ)の効き具合を変更できます。
アフタータッチカーブは、内蔵シーケンサーまたは
MIDI IN
から受信したときのみ対応します
“After Touch Curve
(MIDI In)
の設定は、
“Convert Position
1–1a
PreMIDI
のと
きは無効になります。
MIDI IN/OUT
データや内蔵シーケンサーに対して、これらがど
ように影響するかを
“Convert PositionGlobal 1–1aで設定し
ます。
本機から外部
MIDI
音源をコントロールする場合、
“Convert
Position”
PreMIDI
にしてください。送信する
MIDI
データに
各設定が反映されますた内部シーケンサーへのレコー
ディングータにも各設定が反映されます。
受信したデータには
“Key Transpose” 0
“Velocity Curve
4
“After Touch Curve 3
で対応します。
外部 MIDI 機器から本機の音源をコントロールする場合、
PostMIDI
を選択してください。受信する
MIDI
データに各設定
が反映されます。また内部シーケンサーからの再生データに
も各設定が反映されます。
送信するデータには
“Key Transpose” 0“Velocity Curve” 4
対応します。
“Local Control On” の設定
コンピューターや外部
MIDI
シーケンサーと接続してエコー
バックによる演奏を行う場合外部
MIDI
シーケンサーやコン
ピューターのエコーバックをオン
MIDI IN
で受信したデータを
そのまま
MIDI OUTから送信する)にし、本機のローカルコント
ロールをオフ(内部でキーボード部と音源部を切り離す)に設定
します。
本機の鍵盤を弾くと、演奏データが外部
MIDI
シーケンサーやコ
ンピューターに送信され、これらのエコーバックで本機の音
が発音することになります。
つまり、本機のローカルコントロールをオフにすることで、
盤を弾くことによる発音とエコーバックによる発音とで、二重
に発音するのを防ぎます。
アルペジエーター機能がオンになっている場合、本機の鍵盤を
弾いてもアルペジエーターは動作せずに、鍵盤を弾いた演奏情
報のみが送信されます。エコーバックにより
MIDI IN
で受信した
ノートに対してのみアルペジエーターは動作しますつまり
ローカルコントロールをオフにすることで、アルペジエーター
が二重にかかってしまうことを防ぎ、正常に発音します。
外部
MIDI
シーケンサーやコンピューターにアルペジエーター
トリガーさせるノートのみをレコーディングし、レコーディン
グ時のモニターやプレイバック時に、エコーバックによるノー
トでアルペジエーターを動作させるときに設定します。
Note:
アルペジオのノート情報をそのまま外部シーケンサー
/
ンピューターに取り込みたい場合はオンにして演奏し外部
シーケンサー
/
コンピューターのエコーバックをオフにしてく
ださい。
ローカルコントロールをオフに設定するには
“Local Control
On
Global 1–1aチェッボックスのチェックをはずします。
本機だけで使用する場合は、ローカルコントロールをオンに設
定します。(オフ時は単体でキーボードを弾いても音が出ませ
ん。
本機が送受信する
MIDI
メッセージ
[ ... ]
16
進表記
MIDIチャンネル
送信側と受信側の
MIDI
チャンネルを合わせることによって
MIDIメッセージのやり取りを行います。MIDIチャンネルには1
16
のチャンネルがあります。チャンネルの扱い方は、各モードに
よって異なります。
Programモード
ドラムラック機能の送信以外はグローバル
MIDI
チャンネ
ルで送受信します。
グローバル
MIDI
チャンネルとは
“MIDI Channel”
Global 1–
1a
で設定する本機の
MIDI
送受信の基準となるチャンネル
す。
Program モードのドラムトラック機能は、以下の MIDI チャ
ンネルで送受信します。
受信
:
グローバル
MIDI
チャンネル。
送信
: Drum Track “Prog MIDI Ch
Global 1–1a
で設定する
MIDI
チャンネル(初期設定
10ch
Note: 送信はDrum Track “Prog MIDI OutGlobal 1–1a
チェックしている場合に有効になります初期設定はオフ
(チェックなし)です。
Combinationモード
コンビネーションの選択エフェクトのオン/オフエクス
クルーシブデータは、グローバル
MIDI
チャンネルで送受信
します。
ティンバーの
MIDI
データの送受信は、ティンバーごとに設
する
MIDIチャンネル“MIDI Channel”Combi 3–1(2)cを使用
します。
ドラムラック機能は、以下
MIDI
チャンネルで送受信し
ます。
受信
: グローバルMIDIチャンネル。本機の鍵盤でトリガーを
コントロールします。
送信
: コンビネーションごとに設定するDrum Pattern
“Output”
Combi 7–6a
で設定する
MIDI
チャンネル。
ドラムスプログラムを設定したティンバーの
MIDIチャンネ ルに合わせます。

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