付 録
378
•
インサート/マスター/トータル・エフェクトのダイナミッ
ク・モジュレーションや、インサート・エフェクト通過後のパ
ン、センド
1、2のコントロールは、それぞれのエフェクトで設
定する
MIDI
チャンネル
“Ch”
(
Combi 8–4a
、
9–2a
)を使用しま
す。
• 本機の鍵盤やコントローラーを操作すると、グローバル
MIDI チャンネルで送信すると同時に、“Status”(Combi
2–1a
)が
EXT
、
EX2
のティンバーの
MIDI
チャンネルで送信しま
す。
• “Status” が INT のティンバーの MIDI チャンネルと一致する
チャンネル・メッセージを受信します。(
Combi 3–1(2)c
)
Sequencer
モード
•
エフェクトのオン/オフ、エクスクルーシブ・データは、グ
ローバル
MIDI
チャンネルで送受信します。
• MIDI トラックの MIDI データの送受信は、MIDI トラックごと
に設定する
MIDI
チャンネル
“MIDI Channel”
(
Seq 3–1(2)c
)
で使用します。
•
ドラム・トラック機能は、以下の
MIDI
チャンネルで送受信し
ます。
受信
:
ソングごとに設定する
Drum Pattern “Input ”
(
Seq 1–
1a
)で設定する
MIDI
チャンネル。通常、
Tch
に設定して、本機の
鍵盤でトリガーをコントロールします。
送信
:
ソングごとに設定する
Drum Pattern “Output”
(
Seq 1–
1a
)で設定する
MIDI
チャンネル。ドラムス・プログラムを設定
した
MIDIトラックのMIDIチャンネルに合わせます。
•
インサート/マスター/トータル・エフェクトのダイナミッ
ク・モジュレーションやインサート・エフェクト通過後のパ
ン、センド
1
、
2
のコントロールは、それぞれのエフェクトで設
定する
MIDI
チャンネル
“Ch”
(
Seq 8–4a
、
9–2a
)を使用します。
•
本機の鍵盤やコントローラーを操作すると、
“Track Select”
(Seq 0–1(2)a)で選ばれているMIDIトラックのMIDIチャンネ
ルで
MIDI
データを送信します。ただし、
“Track Select”
で選ば
れている
MIDI
トラックの
“Status”
が
BTH
、
EXT
、
EX2
のときにの
み送信します。(→
p.118 “Track Select”
参照)
• シーケンサー・プレイバック時は、“Status”がBTH、EXT、EX2の
MIDI
トラックの演奏データが、設定されている
MIDI
チャンネ
ルで送信されます。
• “Status”が INT、BTH の MIDIトラックは、MIDI チャンネルに一
致するチャンネル・メッセージを受信します。
(→
p.133“Status”
、
“MIDI Channel”
)
ノート・オン/オフ
ノート・オン [9n, kk, vv]
ノート・オフ
[8n, kk, vv]
(
n:
チャンネル
, kk:
ノート・ナンバー
, vv:
ベロシティ)
本機では、本機の鍵盤を弾くたびに、ノート・オン/オフを送信
します。
アルペジエーター動作時は、アルペジエーターによるノート・オ
ン/オフを送信します。ローカル・オフ時はアルペジエーターに
よるノート・オン/オフを送信しません(→
p.377「“Local
Control On”
の設定」参照)
ドラム・トラック機能の動作時は、
Drum Track “Prog MIDI Out”
(
Global 1–1a
)にチェックしているときに、ドラム・トラック・パ
ターンのノート・オン/オフを送信します。
ただし、ノート・オフ時のベロシティを送受信する機種はほとん
どなく、本機でも送受信はしません。
プログラム・チェンジ/バンク・セレクト
プログラム/バンクを変える
プログラム・チェンジ [Cn, pp]
(n: チャンネル、pp: プログラム・ナンバーで128音色まで選択)
•
バンク
A
〜
F
のプログラム
000
〜
127
は、プログラム・チェンジ
[Cn, 00]
〜
[Cn, 7F]
に対応します。
• バンクGM、g(1) 〜g(9)、g(d)のプログラム001〜 128は、プロ
グラム・チェンジ
[Cn, 00]
〜
[Cn, 7F]
に対応します。
バンク・セレクト MSB(CC#0)[Bn, 00, mm]、
バンク・セレクト
LSB(CC#32)[Bn, 20, bb]
(
n:
チャンネル
, mm:
バンク・ナンバーの上位
, bb:
バンク・ナン
バーの下位)
• “Bank Map”(Global 0–2a)によって、バンク・セレクトに対応
する本機バンクが異なります。工場出荷時は、
KORG
になって
います。(→
p.210
「
Bank Map
」参照)
バンク・セレクトを受信しただけではプログラムやバンクは切
り替わりません。プログラムやバンクはプログラム・チェンジを
受信した時点ではじめて変わります。
Program モード
• Prog P0:Playではグローバル MIDIチャンネルでプログラム・
チェンジやバンク・セレクトを送受信します。
P1
〜
P9
では受
信しません。
Note: ドラム・トラック・プログラムは、プログラム・チェンジ
やバンク・セレクトの送受信には対応しません。
Combination、Sequencer モード
• ティンバー/ MIDI トラックごとのプログラムを切り替える
には、それぞれで設定しているティンバー/トラックごとの
MIDI
チャンネルでプログラム・チェンジやバンク・セレクト
を受信します。
•
コンビネーションを選び直したとき、
“Status”
が
EXT
、
EX2
の
ティンバーでは、プログラム・チェンジやバンク・セレクトが
送信されます。
Sequencerモードで、“Program Select”(0–1(2)b)を設定した
ときや、ソングを選び直したとき、またはソングの先頭に
戻ったときに
“Status”
が
BTH
、
EXT
、
EX2
のトラックでは、プロ
グラム・チェンジやバンク・セレクトが送信されます。(→
p.119 “Program Select”参照)
• Combination
、
Sequencer
モードでは、ティンバー/トラッ
クごとに送受信のオン/オフ設定ができます。(→
“Enable
Program Change” p.93
、p.141、Global P1: MIDI “Track MIDI
Out” p.215
参照)
コンビネーションを変える
コンビネーションを切り替えるには、プログラムの切り替えと
同様に、プログラム・チェンジやバンク・セレクトを使用します。
• バンクA 〜 Dのコンビネーション000 〜 127は、プログラム・
チェンジ
[Cn, 00]
〜
[Cn, 7F]
に対応します。
•
プログラムのバンク同様に
“Bank Map”
(
Global 0–2a
)によっ
て、バンク・セレクトに対応する本機バンクが異なります。
(→
p.210「Bank Map」参照)
Combi P0:Play
ではグローバル
MIDI
チャンネルでプログラム・
チェンジやバンク・セレクトを送受信します。
P1
〜
P9
では受信し
ません。
Note: プログラム・チェンジ全般のオン/オフは、“MIDI Filter”
(
Global 1–2b
)で設定します。