PROG P9: MFX/TFX/LFO (Master/Total Effect/LFO) 9–5: Common FX LFO
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9–5: Common FX LFO
モジュレーション系の各種エフェクトで使用できるCommon
FX LFO1
、
2
を設定します。
各エフェクトの
“LFO Type”
(
Individual
、
Common1
、
Common2
)
パラメーターで、
Common1、Common2 を選ぶと、エフェクト
ごとの個別
LFOの代わりに、ここで設定したCommon LFOでモ
ジュレーションがかけられます。
ここでは、
Common FX LFO
のリセット条件とスピードに関する
設定を行います。各エフェクトで、
Common FX LFO をもとに、
LFO
波形、位相等は別々に設定できます。複数のモジュレーショ
ン系エフェクトや、フランジャー、フェイザー、オート・パンなど
に
1
つの
Common FX LFO
を使用することによって、同位相でコ
ントロールする等が可能になります。また、エフェクトごとに
LFO
波形、位相オフセット等を別々に設定することが可能なの
で、複数エフェクトの組み合わせを自在に作り出すことができ
ます。
Dmod
(ダイナミック・モジュレーション)は、
Global
モード
P1
で設定するグローバル
MIDI
チャンネルでコントロールし
ます。
9–5a: Common FX LFO1
Sync (Reset)
[Off, On]
Common FX LFO
をリセットさせるかを設定します。
オンのときは、
“Source”
の操作によって
LFO
のフェイズをリセッ
トします。
Source (Dmod Source)
[List of Dmod Sources]
“Sync (Reset)” オン時、Common LFO をリセットさせるDmod
ソースを選びます。(→
p.364
「
Dmod List
」参照)
“Source”
で指定したモジュレーション・ソースの値が
64
未
満のときオフ、
64
以上のときオンとなります。この値が
64
未
満から
64
以上に変わるときをトリガーとして、
LFO
はリ
セットします。
Frequency
[0.02...20.00 (Hz)]
Common FX LFOの周波数を設定します。値が大きいほどスピー
ドが速くなります。
MIDI/Tempo Sync
[Off, On]
Off
(チェックしない)
: Common FX LFO
のスピード
は、
“Frequency”
で設定した値で動作します。
On(チェックする):Common FX LFO のスピードは、下記の
“BPM”
、
“Base Note”
、
“Times”
で設定した値で動作します。
BPM
[MIDI, 40.00...300.00]
Base Note
[
,
3
,
,
3
,
,
3
,
,
3
,
,
]
Times
[01...32]
Common FX LFO
の周期は、
“BPM”
で設定したテンポに対し
て、
“Base Note”
で選択した音価を
“Times”
の数を掛けた長さにな
ります。
“BPM”
を
MIDI
に設定すると、
“
(Tempo)”
(
0–1a
)の設定で
動作します。なお、
“MIDI Clock”(Global 1–1a)がExternal のとき
はマスター側の
MIDI
クロックに従います。
9–5b: Common FX LFO2
Common FX LFO1
と同様です。(→「
9–5a: Common FX LFO1
」
参照)
v
9–5: Menu Command
• 0: Write Program →p.69
• 1: Exclusive Solo
→
p.69
• 2: Auto Song Setup
→
p.69
• 3: Copy MFX/TFX
→p.72
• 4: Swap MFX/TFX
→
p.72
(→
p.68
「
Program: Menu Command
」参照)
Stereo Flanger
Common FX LFO1
Common FX LFO
Stereo Phaser
Stereo Auto Pan
Waveforem = Triangle
LFOరᵄᒻߩ⊒↢
Frequency[Hz]
Reset
Phase Oset = 0 [deg]
Waveforem = Sine
Phase Oset = 0 [deg]
Waveforem = Sine
Phase Oset = +90 [deg]
LFO Type = Common1