PROG P1: Basic/Controllers 1–1: Program Basic
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PROG P1: Basic/Controllers
1–1: Program Basic
プログラムの基本設定を行うページです。以下について設定し
ます。
•
プログラムのタイプを、シングル、ダブル、ドラムス、または
ダブル・ドラムスから選択する。
• ポリフォニック/モノフォニックを設定する。
1–1a: Oscillator Mode
Oscillator Mode
[Single, Double, Drums, Double Drums]
プログラムのタイプ(オシレーターを
1
つ、
2
つ使う、またはドラ
ムキットを使う)を設定します。
Single: プログラムは1 つのオシレーター(Oscillator1、Filter1、
Amplifier1)を使います。このときプログラムの最大同時発音数
は、通常
120
音です。
Double:
プログラムは
2
つのオシレーター(
Oscillator1/2
、
Filter1/2、Amplifier1/2)を使用します。より複雑なサウンドをつ
くることができます。このとき最大同時発音数は、通常
60
音で
す。
Drums:
プログラムは
1
つのオシレーター(
Oscillator1
、
Filter1
、
Amplifier1)を使います。Oscillator1で、マルチサンプルのかわり
にドラムキットを割り当てたプログラムになります。このとき
プログラムの最大同時発音数は、通常
120
音です。
Double Drums:
プログラムは
2
つのオシレーター(
Oscillator1/
2
、Filter1/2、Amplifier1/2)を使います。Oscillator1/2で、マルチサ
ンプルのかわりにドラムキットを割り当てたプログラムになり
ます。このときプログラムの最大同時発音数は、通常
60
音です。
OSC Picture 1, 2
[MS Names...]
メインの
P0 Play
ページに表示するオシレーター
1
と
2
の画像を設
定します。
ポップアップ・ボタンを押す、またはプレビュー部分を続けて
2
度を押すとメニューが開きます。
画像は、メニュー下部のピクチャー・ビューまたは上部の左右の
画像を押すことによって選択します。
OK
ボタンまたは上部中央
の画像を
2度連続して押すことによっても決定します。
“Oscillator Mode” Single
および
Drums
を設定した場合、
OSC
Picture 2
は無効です。
1–1b: Voice Assign Mode
Voice Assign Mode
[Poly, Mono]
基本となるボイス・アサイン・モードを選びます。この設定
で、
“Poly Legato”
(
Poly
モードのみ)、
“Unison”
(
Mono
モードの
み)など、さまざまな設定項目が表示されます。
Poly:
ポリフォニックで発音します。和音で演奏できます。
Mono:
モノフォニックで発音します。プログラムは一度に
1
音
しか発音しません。
Poly Legato
[Off, On]
“Voice Assign Mode”にしたときに有効です。
レガートは音のあいだに切れめを感じさせないように演奏する
奏法です。弾いた鍵盤から指を離す前に次の鍵盤を弾きます。音
をはっきり分離して演奏するのとは逆の奏法です。
On
(チェックする)
:
レガートのフレーズを弾くと、そのフレー
ズの最初のノート(および最初の
30msec
程度以内)だけ
が、
“Offset” (Start Offset: 2–1a
)で設定した通常のマルチサンプ
ル・スタート・ポイントを使い、あとのノートはすべてマルチサ
ンプルごとに設定されたスタート・ポイントを使います。
Note:
トーンホイール方式のオルガンのパーカッション効果を
シミュレートする場合等に効果的です。
Off(チェックしない): レガートに弾いても、はっきりと分離し
て弾いても、奏法に関係なく、ノートは常に
“Offset” (Start
Offset
)の設定を使います。
マルチサンプルによっては
“Poly Legato”
が効かない場合が
あります。
Single Trigger
[Off, On]
“Voice Assign Mode”
の設定を
Poly
にしたときに有効です。
On
(チェックする)
:
同じ鍵盤を連打しても音は
1
回ずつ消えて
から発音するため、各音が互いに重なりません。
Off(チェックしない): 同じ鍵盤を連打すると、各音が互いに重
なり合います。