Sequencer: Menu Command
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*1
アルペジエーターが動作する複数のトラックにそれぞれ設
定されている
“MIDI Channel”
が
01
だけの場合は、「
01
のみ」
の欄を見ます。
“MIDI Channel”
が
01
と
02
または
01
と
03
のよ
うに
01
ともう
1
つのチャンネルが設定されている場合は「
01
02
、
01 03
、
etc.
」の欄を、
01
と
02
と
03
のように
01
とその他複
数の
MIDI
チャンネルが設定されている場合は「
01 02 03
、
etc.
」の欄を見ます。
*2
修正が必要な場合は、
1
つのアルペジエーターが動作するト
ラックが
“MIDI Channel”01
だけを使用しているときです。
また、
2
つのアルペジエーターで同じ
MIDI
チャンネルを使用
している場合にも修正が必要な場合があります。
コンビネーションの設定によっては、ここでの設定に加えて、
さらにトラックの設定変更が必要になる場合があります。
前図は、コンビネーション
“B109: Echo Jamm”
を
“Copy From
Combination”
で
“Auto adjust Arp setting for Multi REC”
を
チェックしないでコピーした例です。新規ソングを選び、実際に
コピーして確認してください。
この設定を例として修正が必要か、そして修正が必要な場合、ど
こを修正するかを確認します。
“Arpeggiator Run” のAと B にチェックがついていて、アルペジ
エーターが動作するトラックには
“MIDI Channel” 01
と
02
が設
定されています。片方のアルペジエーターに対して修正が必要
です。この設定のままマルチトラック・レコーディングを行う
と、
T01、02、03のMIDIチャンネルが同一のため、高音側のギター
/
ピアノ
/
パッド(
T02
、
T03
、
T05
)、低音側のベース(
T01
)、アルペ
ジエーター
B
によるギター・リフ(
T02
)の演奏データが
1
つにまと
められてしまい、再生時に演奏が再現されません。(
T16はアルペ
ジエーター
Aをトリガーするためのダミー・トラックです。)
1.
アルペジエーター
B
によるギターの演奏データを分けてレコー
ディングするために、
T02
の
MIDI
チャンネルを変更します。
SEQ P3: Track Param– MIDI T01-08
ページ
を選び、
Track02
の
“MIDI Channel”
を
03
に変更します。
2.
アルペジエーター
B
をトリガーするための設定を追加します。
トラック
8
(または使用していないトラックのいずれかを選
択)の
“Status”をOff、“MIDI Channel”を01に設定します。(T08
はアルペジエーター
B
をトリガーするためのダミー・トラッ
クとなります。)
3. SEQ P7:ARP/DT– ARP Setup T01-08ページを選びます。ト
ラック
8
の
Assign
を
B
に設定します。
以下の設定になります。
以上で修正が終了しました。
SEQ P0–8:Play/REC– Preferences
ページで
“Track Select”
に
MIDI
チャンネルが
01
のトラックのい
ずれか選びます。
“Multi REC” をチェックし、マルチトラック・レ
コーディングしてください。
Copy from Program
指定したプログラムの設定を現在選ばれているソングのトラッ
クにコピーします。
Combination
モードの
“Copy From Program”
と同様の機能です。
(→
p.109「Copy from Program」参照)
SequencerモードのこのコマンドがCombinationモードと異な
る点は、コピー先のトラックの
“MIDI Channel”
が
“with Arp”
の設
定に関わらず、ソングのトラックに設定されているチャンネル
に保たれます。(手順
4参照)
Copy Tone Adjust
(→p.69「Auto Song Setup」参照)
Reset Tone Adjust
(→
p.110
「
Reset Tone Adjust
」参照)
Copy Drum Track
任意のプログラム、コンビネーション・ティンバー、ソングのド
ラム・トラック設定をコピーします。(→
p.70
「
Copy Drum Track
」
参照)
Erase Drum Track Pattern
任意のドラム・トラック・パターンを削除します。(→p.70「Erase
Drum Track Pattern
」参照)
Detune BPM Adjust
フレーズやリズム・ループなどのマルチサンプルを、トラックの
プログラムで使用しているときに、その
BPM
を変更します。
“Detune BPM Adjust” はピッチを変えることによってフレーズ
やリズムの
BPMを変化させます。
トラックの
“Detune”にエディット・セルがあるとき、そのトラッ
クに対して有効となります。実行すると、選択している
“Detune”
値が設定されます。
(→
p.110
「
Detune BPM Adjust
」参照)
Copy Arpeggiator
アルペジエーターの設定をコピーします。
(→
p.71 “Copy Arpeggiator”
参照)
Arpeggiator Run
MIDI Channel
*1
修正
“A”
、
“B”
のどちらか
がチェックされて
いる場合
01
のみ
修正必要
01 02
、
01 03
、
etc.
修正必要なし
“A”
、
“B”
が両方とも
チェックされてい
る場合
01のみ
修正必要
01 02
、
01 03
、
etc.
片方のみ修正必要
01 02 03、etc.
修正必要なし/必要
*2
トラック
T01 T02 T03 T04 T05 T06 T07 T08 T16
Assign Off B Off A Off Off Off B A
Status INT INT INT INT INT Off Off Off Off
MIDI Ch. 01 03 01 02 01 01 01 01 01