357
付 録
Alternate Modulation Source (AMS)
Alternate Modulationについて
Alternate Modulation(オルタネート・モジュレーション)は、コ
ントローラー、エンベロープ、
LFO等を使用し、プログラム・パラ
メーターに対してモジュレーションをかけることができる機能
です。
1
つのコントローラーで複数のパラメーターへ同時にモ
ジュレーションをかけたり、
LFO の周波数にエンベロープでモ
ジュレーションをかけて、その
LFO
でフィルターにモジュレー
ションをかけたり、といった自由度の高いモジュレーションを
可能とした機能です。
48種88のオルタネート・モジュレーションが設定できます。
Alternate Modulation Source
について
次のページに示すソースで
Alternate Modulation
をコントロー
ルできます。複数の
Alternate Modulation
で同じ
AMS
を選択す
ると、
1
つのソースで複数箇所のモジュレーションが行えます。
また、ジョイスティック(
X)でピッチをコントロールするといっ
た使用頻度の高い組み合わせは、
Alternate Modulation
とは別に
専用のパラメーターが用意されています。
AMS Mixerについて
AMS
ミキサーは、
2
つの
AMS
ソースを
1
つに組み合わせたり、
AMSソースを処理して別のソースに作りかえたりします。
例えば、
2
つの
AMS
ソースを加算したり、
1
つの
AMS
ソースでもう
一つのソースの設定値を変化させます。また、
LFO
や
EG
をさまざ
まに変化させたり、リアルタイム・コントローラーのレスポンス
を変えたりします。
AMS
ミキサーの出力は、
LFO
や
EG
と同様、
AMS
ソースのリストで
選択できます。
つまり、
AMS
ミキサーの入力で設定した
AMS
もまた
AMS
として
使用できるということです。例えば、
LFO1をAMSミキサーへの
入力として使うと、処理された
LFO信号を使って、あるAMS モ
ジュレーションをコントロールし、オリジナルの
LFO
で別の
AMS
モジュレーションをコントロールできます。
また、
AMSミキサー1をAMSミキサー2への入力として使えば、2
つの
AMS
ミキサーをカスケードすることができます。
詳しくは、「
6–1: OSC1 AMS Mix1
」(→
p.48
)を参照してくださ
い。
OSC1
Filter1 A
Filter1 B Amp 1
Pitch EG
Level Mod 1
Level Mod 2
Time Mod
Intensity Mod
Filter1 EG
Intensity Mod to A
Intensity Mod to B
Level Mod
Time Mod 1
Time Mod 2
Amp1 EG
Level Mod
Time Mod 1
Time Mod 2
Cuto Mod 1
Cuto Mod 2
Cuto Mod 1
Cuto Mod 2
Pan Mod
LFO1
LFO2
Intensity Mod
Intensity Mod
Intensity Mod to A
Intensity Mod to A
Intensity Mod to B
Intensity Mod to B
Intensity Mod
Intensity Mod
Pitch Mod
Resonance Mod
Frequency Mod 2
Frequency Mod 1
Frequency Mod 2
Frequency Mod 1
Amp Mod
OSC 1
OSC 2
Alternate Modulation
Output Level Mod
Resonance Mod
Output Level Mod
Intensity Mod to A
Intensity Mod to B
Common LFO
Time Mod 3
Time Mod 3
Driver
Drive
Low Boost
Frequency Mod
Intensity Mod
Intensity Mod
Intensity Mod
Reset
Reset
Reset
Reset
Shape
Shape
Shape