PROG P0: Play 0–7: Tone Adjust
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また、後述の
“MS/DKit Min #”
、
“MS/DKit Max #”
を設定すること
で、コントロールする範囲を制限することもできます。
Single/Double
プログラムの場合:
“MS/DKit Select”
が、すべてのマルチサンプル・ベロシティ・ゾー
ンよりも優先され、新しく選択したマルチサンプルはベロシ
ティの範囲全体にわたって発音します。
初期値では、オリジナルのプログラムの
MS1 と同じバンクから
選べます。
以下の
“MS/DKit Bank”
を使って、この初期設定を必要に応じて
変更できます。
マルチサンプルのエディット:
トーン・アジャスト・パラメーターの
“Reverse”、“Start Offset”で、
新しく選択したマルチサンプルをエディットできます。初期設
定では
“Reverse”
が
Off
、
“Start Offset”
が
0
になっています。
Drums プログラムの場合:
デフォルトではオリジナルのプログラムのドラムキットと同じ
バンクから選べます。以下の
“MS Bank”
を使って、別のバンクも
選べます。
MS Bank (MS: Mono, Stereo..., Meta):
“MS/DKit Select”
で修正する任意のバンクを選びます。
MS/DKit Min # (0...540, Meta):
“MS/Dkit Select”
の最小値を設定します。以下の“MS/DKit Max #”
と組み合わせて、フロント・パネルの
[VALUE]
ダイヤル等で選べ
る範囲を制限することができます。
KROME
のマルチサンプルに
は同じようなマルチサンプルがグループになっていますので、
例えば、ベルのグループから選んだり、エレキベースのグループ
から選ぶなど、特定のマルチサンプル・グループから選ぶ場合に
便利です。
MS/DKit Max # (0...540, Meta):
“MS/Dkit Select”
の最大値を設定します。(→
“MS/DKit Min #”
参
照)
Start Offset (0ff, 1th...8th, Absolute):
“MS Select”
で指定したマルチサンプルのスタート・オフセット
を変更します。以下の場合にのみ有効です。(→
p.19 “Offset
(Start Offset)”
参照)
プログラムが
Single
または
Double
(ドラムキットではスタート・
オフセットは変更できません。)
Drive (0...99, Absolute):
オシレーターの
“Drive”
をコントロールします。
(→
p.37 “Drive”
参照)
Low Boost (0...99, Absolute):
オシレーターの
“Low Boost”
をコントロールします。
(→
p.37 “Low Boost”
参照)
Pitch Slope (–1.0...2.0, Absolute):
オシレーターの“Pitch Slope”をコントロールします。
(→
p.22 “Pitch Slope”
参照)
LFO 1 Waveform (Triangle...Rad6, Absolute):
オシレーターのLFO 1の波形“Waveform”を選びます。
(→
p.44 “Waveform”参照)
LFO 2 Waveform (Triangle...Rnd6, Absolute):
オシレーターの
LFO 2
の波形
“Waveform”
を選びます。
Amp LFO 1 Intensity (–99...+99, Absolute):
LFO1
によるアンプ・モジュレーションの深さと方向をコント
ロールします。(→
p.40 “Intensity (LFO1)”
参照)
Amp LFO 2 Intensity (–99...+99, Absolute):
LFO2
によるアンプ・モジュレーションの深さと方向をコント
ロールします。
Filter LFO 1 Intensity to A (–99...+99, Absolute):
LFO1
によるフィルター
A
のカットオフ・モジュレーションの深
さと方向をコントロールします。(→
p.33 “Intensity to A”
参照)
Filter LFO 1 Intensity to B (–99...+99, Absolute):
LFO1
によるフィルターBのカットオフ・モジュレーションの深
さと方向をコントロールします。(→
p.33 “Intensity to B”
参照)
Filter LFO 2 Intensity to A (–99...+99, Absolute):
LFO2
によるフィルターA のカットオフ・モジュレーションの深
さと方向をコントロールします。
Filter LFO2 Intensity to B (–99...+99, Absolute):
LFO2
によるフィルターBのカットオフ・モジュレーションの深
さと方向をコントロールします。
Pitch LFO 1 AMS Intensity (–12.00...+12.00, Absolute):
アフタータッチなどの
AMS
ソースを使って、
LFO1
によるピッ
チ・モジュレーション(ビブラート)の深さを変化させます。(→
p.24 “Intensity”
参照)
Pitch LFO 2 AMS Intensity (–12.00...+12.00, Absolute):
上記のPitch LFO 1 AMS Intensityと同様です。