Program
モード
32
−の値にすると、強く弾くほどフィルター
EG
の効果が逆相で大
きくなります。エンベロープの極性を逆さまにした形です。これ
は次のような方法で使うことができます。
“Intensity to A/B”
で+の初期値を設定して、ベロシティでインテ
ンシティを小さくコントロールします。この場合、
EG
の振れ幅が
狭くなるだけで反転しません。上図の
Cのようになります。
“Velocity to A/B”の値を、“Intensity to A/B” の値よりも大きくな
るように設定します。この場合、上図
D
のように、ベロシティが小
さいと通常の効果、ベロシティが大きくなると逆相になります。
Velocity to B
[–99...+99]
フィルターBのカットオフ周波数に変化を与えるフィルター EG
を、ベロシティでコントロールします。その効果の深さと方向を
設定します。(→「
Velocity to A
」参照)
Intensity to A
[–99...+99]
フィルターAのカットオフ周波数に変化を与えるフィルターEG
の効果の深さと方向を設定します。これは、ベロシティまたは
AMS
によるモジュレーションが加わる前の設定となります。
フィルター
EG
の形状は
+99
から
–99
の範囲で変化させることが
できます。+の値にすると、カットオフ周波数が大きくなり、−
の値にするとカットオフ周波数は小さくなります。例えば、上図
A
の
EG
は、最初は上昇し、最後には
0
より下がっています。
“Intensity to A”
を+の値にすると、実際の効果がフィルター
EG
の形に一致します。EGが0より上がると、カットオフ周波数が高
くなります。
−の値にすると効果が反転した形でかかり、
EG
が
0
より大きいと
きはフィルターのカットオフ周波数が低くなります。
Intensity to B
[–99...+99]
フィルターB のカットオフ周波数に変化を与えるフィルターEG
の効果の深さと方向を設定します。これは、ベロシティまたは
AMS
によるモジュレーションが加わる前の設定となります。(→
「
Intensity to A」参照)
AMS (Filter EG AMS)
[List of AMS Sources]
フィルターA とB のカットオフ周波数に変化を与える、フィル
ター
EG
をコントロールする
AMS
ソースを選びます。この
2
つの
フィルターは同一の
AMS
ソースを共有しますが、インテンシ
ティは別個に設定できます。それ以外は、前述の
“Velocity to A”
と同じはたらきをします。(→
p.358
「
AMS List
」参照)
Int to A (AMS Intensity to A)
[–99...+99]
“Filter EG AMS”
によるフィルター
A
への、モジュレーションの効
果の深さと方向を設定します。
Int to B (AMS Intensity to B)
[–99...+99]
“Filter EG AMS”によるフィルターBへの、モジュレーションの効
果の深さと方向を設定します。
3–3b: Filter A/B Modulation
フィルターA をコントロールする2 つの任意のAMSソースと、
フィルター
B
をコントロールする
2
つの任意の
AMS
ソースをアサ
インします。このモジュレーションは、
Filter 1
ページで設定する
フィルター
A/Bの“Frequency”(3–1b)に加算されます。
Filter A
AMS1 (Filter A AMS1)
[List of AMS Sources]
フィルターAのカットオフ周波数のモジュレーションをコント
ロールするための、
1
つめの
AMS
ソースを選びます。
(→
p.358
「
AMS List
」参照)
Intensity (AMS1 Intensity)
[–99...+99]
AMS1による効果の深さと方向を設定します。
AMS2 (Filter A AMS2)
[List of AMS Sources]
フィルター
A
のカットオフ周波数のモジュレーションをコント
ロールするための、
2
つめの
AMS
ソースを選びます。
(→
p.358
「
AMS List
」参照)
Intensity (AMS2 Intensity)
[–99...+99]
AMS2による効果の深さと方向を設定します。
Filter B
フィルターBのパラメーターはフィルターAと同様です。
(→「
Filter A
」参照)
v
3–3: Menu Command
• 0: Write Program
→
p.69
• 1: Exclusive Solo
→p.69
• 2: Auto Song Setup
→
p.69
• 3: Copy Oscillator
→
p.70
• 4: Swap Oscillator
→p.70
(→p.68「Program: Menu Command」参照)