Program
モード
26
Slope
[0L (Linear), 1...9, 10E (Exp/Log)]
スロープ・セグメント — ブレイク・レベルからサスティン・レベ
ル(ピッチ
EGは常に0)までの移行部分のカーブの度合いを設定
します。
Release
[0L (Linear), 1...9, 10E (Exp/Log)]
リリース・セグメント
—
サスティン・レベルからリリース・レベ
ルまでの移行部分のカーブの度合いを設定します。
2–10c: EG Level/Time Modulation
Level
2種類のAMSソースでEGのレベル・パラメーターをコントロー
ルします。各
AMS
ソースで、スタート、アタック、ディケイ、ブレ
イクのレベルごとに個別のモジュレーションの深さをインテン
シティで設定します。
3
つのレベルそれぞれに異なる設定をすると、下図のように、繊
細、かつドラマチックな変化を与えることができます。
Note:
エンベロープの動作が
2
つのポイントの間にあるセグメン
トに入ると、そのセグメントのタイム値と、セグメントの終わり
のレベル値をリアルタイムで調節することはできません。
これは
EG Reset
によってリセットしない限り、すでに発音して
いるノートのスタート・レベル、アタック・レベル、アタック・タ
イムは変化しないということになります。
ピッチ
EG
レベル・モジュレーション
AMS1
AMS1
[List of AMS Sources]
EG
のレベル・パラメーターをコントロールする
1
つめの
AMS
ソースを選びます。(→
p.358
「
AMS List
」参照)
St (Start)
[–99...+99]
スタート・レベルにかかるAMSモジュレーションの効果の深さ
と方向を設定します。
例えば、
“AMS1”
を
Velocity
に、
“St”
を
+99
にすると、鍵盤を強く
弾くほどスタート・レベルが上がります。
“St”
を
–99
にすると、鍵
盤を強く弾くほどスタート・レベルが下がります。
At (Attack)
[–99...+99]
アタック・レベルにかかる
AMS
モジュレーションの効果の深さ
と方向を設定します。
Br (Break)
[–99...+99]
ブレイク・レベルにかかるAMSモジュレーションの効果の深さ
と方向を設定します。
AMS2
EG のレベル・パラメーターをコントロールする、2 つめのAMS
ソースを選びます。スタート、アタック、ディケイ、ブレイクの各
レベルはこのソースを共有しますが、それぞれに個別のモジュ
レーションの深さをインテンシティで設定できます。
AMS2のパラメーターは上述のAMS1と同様です。
Time
EGのタイム・パラメーターをAMSソースでコントロールします。
アタック、ディケイ、スロープの各タイムは同じ
AMS
ソースを共
有しますが、それぞれに個別のモジュレーションの深さをイン
テンシティで設定できます。
ピッチ
EG
タイム・モジュレーション
AMS
AMS
[List of AMS Sources]
EG
のタイム・パラメーターをコントロールする
AMS
ソースを選
びます。例えば
Velocity
または
Keyboard Track
が効果的です。(→
p.358「AMS List」参照)
At (Attack)
[–99...+99]
アタック・タイムにかかる
AMS
モジュレーションの効果の深さ
と方向を設定します。
例えば、
“AMS”
を
Velocity
に、
“Attack”
を
+99
に設定すると、鍵盤を
強く弾くほどアタック・タイムの時間が長くなります。一
方、
“Attack”
を
–99
にすると、鍵盤を強く弾くほどアタック・タイ
ムの時間が短くなります。
AMS
ソースを最大値(例えば、
“Velocity”
を
127
)にすると、
“Attack”
が
+8
の設定で、アタック・タイムがほぼ
2
倍になり、
“Attack”
が
–8
の設定で、アタック・タイムがほぼ半分になります。
Dc (Decay)
[–99...+99]
ディケイ・タイムにかかる
AMS
モジュレーションの効果の深さ
と方向を設定します。
Sl (Slope)
[–99...+99]
スロープ・タイムにかかる
AMS
モジュレーションの効果の深さ
と方向を設定します。
v
2–10: Menu Command
• 0: Write Program →p.69
• 1: Exclusive Solo
→
p.69
• 2: Auto Song Setup
→
p.69
• 3: Copy Oscillator
→
p.70
• 4: Swap Oscillator
→p.70
(→
p.68
「
Program: Menu Command
」参照)
オリジナ ル・シェープ
スタート、ブレイクが+、
アタックが−のAMS
スタート、アタック、
ブレイクが−のAMS
スタート、アタック、
ブレイクが+のAMS
ノート・オン ノート・オフ ノート・オン ノート・オフ ノート・オン ノート・オフ
AMS=Velocity, Intensity=+の値のとき
“Attack”=+
“Decay”=+
“Slope”=+
鍵盤を弱く弾いたとき。
オリジナル・シェープ
“Attack”=+
“Decay”=+
“Slope”=+
鍵盤を強く弾いたとき。
時間が長く、サスティンに到
達するのに時間がかかる。
“Attack”= −
“Decay”= −
“Slope”= −
鍵盤を強く弾いたとき。
時間が短く、サスティンに到達
するのに時間がかからない。