付 録
380
ポルタメント・スイッチ(
CC#65) [Bn, 41, vv]
[SW1]、[SW2] やAssignable Switch の機能に上記CC# を設定し
て、本機で操作すると、オン時
vv=127[7F]、オフ時vv=0[00]を送
信し、ポルタメント効果のオン/オフが切り替わります。受信す
ると、コントローラー操作時と同様な効果がかかります。(
vv
が
63[3F]以下のときオフ、64[40] 以上のときオンになります。)(→
p.366「SW1, SW2 Assign List」参照)
• Combination
、
Sequencer
モードでは、ティンバー/トラッ
クごとに送受信のオン/オフ設定ができます。(
“Enable
Portamento SW” Combi 5-1-1(2)c/Seq 3–1a
)
• Sequencer
モードでは、
“Portamento”
(
3–3(4)c
)を設定した
ときや、ソングを選び直したとき、またソングの先頭に戻っ
たときに、
“Status”
が
BTH
、
EXT
、
EX2
のトラックは、ポルタメン
ト・タイム/スイッチを送信します。(→
p.134 “Portamento”
参照)
音量のコントロール
ボリューム(
CC#07) [Bn, 07, vv]
Assignable Pedal
や
Realtime Control USER
時のノブ
[1]
〜
[4]
での
機能に上記
CC#を設定して、本機で操作するとボリュームを送信
し、音量が変わります。受信すると、コントローラー操作時と同
様な効果がかかります。
エクスプレッション(
CC#11) [Bn, 0B, vv]
Assignable Pedal
や
Realtime Control USER
モード時のノブ
[1]
〜
[4]
での機能に上記
CC#
を設定して、本機で操作するとエクス
プレッションを送信し、音量が変わります。受信すると、コント
ローラー操作時と同様な効果がかかります。
本機の音量は、ボリューム・メッセージの値と、エクスプレッ
ション・メッセージの値を掛け合わせて設定されます。
ボリューム・メッセージを調整しても音量が大きくならないと
きや、音が出ないときは、外部から
MIDI
メッセージを送り、エク
スプレッション・メッセージの値をリセット(
vv
を
127)
します。
Note: Sequencerモードでは、ソングの“Location” を001:01.000
にするとリセットされます。
• Combination
モードで、コンビネーションを選び直したと
き、
“Status”
が
EXT
、
EX2
のティンバーは、ボリュームを送信し
ます。
• Sequencer
モードで、
“Volume”
(
Seq 0–3(4)b
)を設定したと
きや、
Sequencer
モードでソングを選び直したとき、また先
頭に戻ったとき、
“Status” がBTH、EXT、EX2 のトラックは、ボ
リュームを送信します。
(→p.215 Global P1: MIDI “Track
MIDI Out”
参照)
Note:
ソングを選び直したとき、または先頭に戻ったとき
は、
“Status”とは関係なく、内部のボリュームの値はトラック
の設定データ(スタート時の設定)に、エクスプレッションの
値は最大値にリセットされます。
Note: MIDI トラックごとに音量がコントロールできます。
MIDI
トラックの設定データ(スタート時の設定)の音量には
ボリューム・メッセージを使い、演奏データ(曲が進むにつれ
て変化する)には、通常エクスプレッション・メッセージを使
います。
ユニバーサル・エクスクルーシブのマスター・ボリュームを用い
ると、ティンバーやトラック相互の音量バランスを崩さないで
全体の音量が調整できます。(→
p.383
「システム・エクスクルー
シブ・メッセージについて」参照)
パンポット(ステレオ定位)のコントロール
パンポット
(CC#10) [Bn, 0A, vv]
(
vv:
値
, 00
で
L
振り切り、
64
でセンター、
127
で
R
振り切り)
Assignable Pedal
や
Realtime Control USER
時のノブ
[1]
〜
[4]
での
機能に上記
CC# を設定して本機で操作するとパンポットを送信
し、パンポットが変わります。受信すると、コントローラー操作
時と同様な効果がかかります。
• Sequencer
モードでは
“Pan”
(
Seq 0–3(4)b
)を設定したとき
や、
Sequencerモードでソングを選び直したとき、またソン
グの先頭に戻ったときなどに、
“Status”がBTH、EXT、EX2のト
ラックは、パンポット(
RND
は除く)を送信します。(→
p.121
“Pan”
、
p.215 Global P1: MIDI “Track MIDI Out”
参照)
ポスト・インサート・エフェクト・パンポット
(CC#08)
[Bn, 08, vv]
(vv: 値、00でL振り切り、64でセンター、127でR振り切り)
Assignable Pedal
や
Realtime Control USER
時のノブ
[1]
〜
[4]
での
機能に上記
CC#
を設定して、本機で操作するとポスト・インサー
ト・エフェクト・パンポットを送信し、インサート・エフェクト通
過後のパンポットが変わります。受信すると、コントローラー操
作時と同様な効果がかかります。
•
Program
モードはグローバル
MIDI
チャンネル、
Combination
、
Sequencer
モードはインサート・エフェクトごとに設定する
MIDI
チャンネルで、それぞれ送受信します。
• Sequencerモードでは、“Pan:#8”(Seq 8–3b)を設定した
ときや、
Sequencer
モードでソングを選び直したとき、また
ソングの先頭に戻ったときに、
“Status”
が
BTH
、
EXT
、
EX2
のト
ラックでは、ポスト・インサート・エフェクト・パンポットが
送信されます。(→
p.160「8–3b: Insert Effect」)、 p.215 Global
P1: MIDI “Track MIDI Out”
参照)
エフェクトのコントロール
エフェクト・コントロール
1 (CC#12) [Bn, 0C, vv]
エフェクト・コントロール 2 (CC#13) [Bn, 0D, vv]
Assignable PedalやRealtime Control USER時のノブ[1]〜[4]での
機能に上記
CC#
を設定して、本機で操作するとエフェクト・コン
トロール
1
、
2
を送信し、設定されているダイナミック・モジュ
レーションをコントロールできます。受信すると、コントロー
ラー操作時と同様な効果がかかります。
ダイナミック・モジュレーション・ソースには、各種コントロー
ル・チェンジを選択できますが、ダイナミック・モジュレーショ
ン専用のコントロール・チェンジは、エフェクト・コントロール
1(CC#12)、2(CC#13)だけです。
エフェクト
1
・デプス
(
センド
2) (CC#91) [Bn, 5B, vv]
エフェクト 3・デプス ( センド 1) (CC#93) [Bn, 5D, vv]
Assignable PedalやRealtime Control Knob USER [1]〜[4]での機
能に上記
CC#
を設定して、本機で操作するとエフェクト
1
・デ プ
ス(センド
2
)、
3
・デ プ ス(センド
1
)を送信し、マ ス タ ー・エ フ ェ ク
ト
MFX2、MFX1へのセンド・レベル2、1をそれぞれコントロール
できます。受信すると、コントローラー操作時と同様な効果がか
かります。
対応する
MIDI
チャンネルで、ティンバー/トラックの設定と、イ
ンサート・エフェクト通過後の設定を同時にコントロールしま
す。
•
Combination
、
Sequencer
モードでは、プログラムごとに設定
してあるオシレーターごとのセンド
1
、
2
の設定値(
Prog 8–1d
)
との掛け算で、実際のティンバー/トラックのセンド・レベル
が決まります。(→
p.102
、
p.159
“Send1 (MFX1)”
、
“Send2
(MFX2)”
、
p.215 Global P1: MIDI “Track MIDI Out”
参照)
• Sequencerモードで、“Send1(MFX1)”、“Send2 (MFX2)”(Seq
8–1(2)d
)を設定したときや、Sequencerモードでソングを選
び直したとき、またソングの先頭に戻ったときなど